名古屋に来て一月半

はてさて、去年の自分が今の境遇を想像できただろうか。出来た。というのは1年上の先輩が去年の同じ頃に福岡転勤を言い渡されたから。身の上に起こる諸行は、こうもあっけなく。かといって来年の今頃は想像できません。もっと穏やかな日々が続くと思っていた。穏やか。生活は至って穏やかである。
世間は何やら騒がしい。日経平均は学生だった頃の半額になっている。大本営は大忙し。じゃあ、自分は。浮き沈みの無い、明日食う飯にはありつける。明日は我が身。一月半は流れるように過ぎた。この1年と7ヶ月のように。我が身には何も起こらず、相変わらず不健康で、あらゆるキッカケを身に携え、気づかないふりをしてやり過ごす。
状況や環境といったものを、受け入れない。認識しない。だからこそ今がある。若かりし神経を持ち合わせていたならば、たちまち。
ということで、名古屋。11月は、逃げるように大阪から去っていった。問題を置き去りにして。ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、某引越会社の件、某信託銀行の件、某猫の件、某ファンドの件、某外資の件、他にもたくさんあった気がするが、残った衆に全部押し付けてやったぜ!!
そして名古屋、1ヶ月はまるまる仕事をせず。いや、した。したけど全然違う仕事。もうなにこれデータ入力のバイトじゃねっていうような日々。一から教わりながら、それも大阪の同期などに。12月に入って、契約5件。これ大阪にいた頃だと呼び出しもの。しかしこちらでは来たばかりのワタクシに比重があらず。さて、のんびり、というわけでもない。大阪で1年半かけて多少は培ってきた仕事が、今はほとんど行っていない。1/5。4/5は初めての事をしている。でも、さわりだけどマネジメントに関われて少し嬉しかったりもする。
ここはあまりにも大雑把で、時々苛立つ。時々、恐ろしい。