モントリオール→ケベック

前回の続き

山を下る最中に、大きな館が見えた。これはなんだろうと話していたら、看板が立っている。どうやら病院らしい。どう見ても館である。これが病院だとはとても信じられなかった。しかもその病院は街中から徒歩で行ける場所にあるにも関わらずかなり敷地が広くて、いくつもの棟がつながっていた。

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その次に見たのはスポーツセンターと書いてあった。体育館だろうか。この坂をトレーニングの服装で走っている人がたくさん来る。何かのロゴのようなものが入っており、さらに坂を下るとそれが大学であることに気づいた。マギル大学というところだ。ジムのようなものが見え、中でランニングマシンを使用している様子が伺えた。「大学の名前が入ったパーカーを着て練習するのは世界共通なんですね」と一緒に旅行している人が言った。

モントリオールの街を歩いていると、あらゆる場所にオブジェやグラフィティを見かける。それぞれのスタンプラリーができるぐらい、街中にあふれている。おそらくやっている人もいるんじゃないだろうか。webサイト上で地図のプロットなどをして。とりあえず僕は一つだけ写真を撮った、ババアのグラフィティを載せておこう。

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そのまま旧市街を目指して歩いた。ガイドブックにはオールドポートとか、オールドモントリオールという記載がある。UQAMというところを曲がり、その旧市街を目指した。昼近くになっており、どこかで飯を食おうかと思ったけど旧市街に行けばあるだろうということで、そのへんにたくさんあったカフェなどは無視して進んだ。旧市街までは結構歩いた。途中にトロントには無いような古い建物がたくさんあった。 他には、トロントに比べて坂が多いことが印象的だった。

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近代的なビルがたくさんあり、そこを通り抜けると旧市街があった。石畳で、土産物屋のような店や、レストランがびっしりと詰まっていた。旧市街は思いの外小さく、横に広かったので進んだ。レストランはテーブルクロスが敷かれているような店で、高そうだったから入らずに先に進んだ。アートギャラリーばかりが集まった場所があった。窓に飾ってあり、外から家々の窓を眺めるだけで美術館にいるような通りだった。オールド・ポートという名の通り港があったけれど、どう見ても古い建物ではなく、多分島に渡るための船が出ているだけなのでそこには通り過ぎた。港と言ってもモントリオールに海はなく、セントローレンス川というでかい川があって、それが大西洋とオンタリオ湖、アメリカ大陸の内陸までをつないでいる航路となっている。そういう意味でモントリオールも地理的に重要な港町だったらしい。

港には行かずにノートルダム聖堂に入った。ノートルダムは世界各地にあり、フランスが拠点ようで、このフランス人入植地にもあるということみたいだ。モントリオールにあるノートルダムは、北米では一番大きいらしい。僕はキリスト教徒ではないので有り難みは沸かないけれど、椅子に腰掛けながら、中の静けさと暖かさと、装飾、荘厳な雰囲気、ろうそくの匂い味わっていた。他に来ていた人が写真を撮っていたので、僕も写真を撮った。教会では写真なんて撮れないと思ってた。

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教会を出るとやることがなくなった。美術館などは興味がなかったので、行くところがなくなった。とりあえず昼飯を食べようと思い、foursquareで調べた店に行ってみたら、人が多すぎて入れなかった。その辺のチェーン店みたいなところでサンドイッチを食べた。

モントリオールに来て思っていたのが、女の人がやたら綺麗だということだった。店員もさることながら、普通に道を歩いている人まで綺麗で、トロントではなかなか見られない光景だった。トロントには移民が多く、あらゆる人種民族がせめぎ合っているけれど、モントリオールではそのように感じず、皆が皆フランス語を話し、男の人も女の人もフランス人だけで成り立っているような印象だった。

行くところがなかったので、セントローレンス川にあるサンテレーヌ島という島へ渡ってみた。ここは船でも渡れるけれど地下鉄でも渡れる。モントリオールへ来て初めて地下に行ってみた。地下鉄のシステムはトロントよりもニューヨークに近く、カードを買ってチャージをするか、切符を買うという仕組みだった。カードも紙の切符でさえも、機械に当てるだけの日本で言うPASMOのような非接触式ICカードになっており、紙の切符はいったいどういう仕組みになっているのか気になった。地下鉄の駅は空間が大きく取られており、広々としていて天井も高く、何よりも全体的に綺麗だった。路線も4種類とトロントより多い。車両は極端に狭かったけれど、やはり綺麗で、全てにおいて近代的だった。

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サンテレーヌ島に着くと吹雪いていた。そこは多くの家族連れで賑わっており、子供を連れいた大人がたくさんいた。観覧車やステージ、ソリのコースなど、軽く遊園地のようになっていた。とりあえず端から端まで歩いてみたけれどモニュメントがあったり植物園があったりで、僕らは早々に島を後にした。

あと2時間ほどでケベックへ向かうバスに乗らなければいけないので、最後にもう一度街並みを見ておこうということで、スクウェアセントルイスの裏にある歩行者天国に行った。冬なので人は多くなかったけれど、街灯と雪と街並みの中を歩いた。

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ケベックへ向かうバス停は近かったので、そのままバス停へ向かった。バス停はトロントのものよりも綺麗で、売店の他にサンドウィッチなどの自動販売機もあり、ベンチにて電源が使え、さらにWi-Fiまで完備していた。モントリオールで困ったら、とりあえずこのバスティーポに来れば、ネットと電源が確保できる。
ケベックまではバスで3時間ほどだ。

続き:ケベックの夜