マキネッタ買ったよ

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前回の続き。

リサイクルショップへ行ってみたが、なかった。置いてなかった。ショッピングモールのようなところのサイトにあるキッチン用品を見たら、やはり新品は$40ぐらいだった。Kijijiというヤフオクみたいなユーザー同士の中古品売買のサイトにもなかった。僕は手元に$90しかなかったから、$40の新品を買う気にはなれなかった。

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家の近所に調理器具などを扱っている店があった。中古ではないが、安く置いていたら買おうというぐらいの気持ちで入った。

置いてた。値段を見ると$12、新品だ。なんでこんなに安いんだと思ったら、バッタモンだ。イタリアのビアレッティ社のモカエキスプレスではない。ロゴが入っていない。しかしそんなことはどうでもよかった。元々中古品を探していたぐらいだ。これを買おう。

6cup用と書かれているが、500mlペットボトルぐらいのサイズだ。コーヒー6杯も入るわけがない。もう一つ9cup用があり、これは大きかった。どう見ても6杯は入らないけれど9cup用はでかすぎて邪魔だから6cup用でいいやと思い、6cup用にした。棚のかなり高い場所に置いてあり、僕は背が低いから届かないところ、背が190cmぐらいある西洋人のじいさん店員が取ってくれた。

「6cup用をとってください」

6cup用はその棚に展示してあるだけで、箱に入った在庫が無かった。

「これ最後の1個で箱もないがいいか?」

「べつにいい」

みたいなやりとりをしてレジに並んだ。レジは同じく西洋人のやたら元気のいい若い兄ちゃんだった。彼はその場で分解し始めた。

「あ、シールが盗まれている。この部分のシールが劣化すると交換が必要なんだけど、たまに盗まれるんだ」

「それならこっちにあったよ」

僕はカップの蓋の中を開けて中に入っている分厚い輪ゴムのようなものを見せた。

「ああ、あった!これだ」

「それで、このゴムはどうやって使うの?」

「これは予備なんだ。この反対側の部分、ここのシールが無くなったらこの予備を入れればいい。この予備も無くなったらカナディアンタイヤにシールだけ売っている。もしくはここに盗みに来るかだね!」

「ははは。そんなことしないよ」

マキネッタを買った僕は、そのままショッパーズでコーヒー豆を買い、家に帰ると早速試してみた。

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マキネッタは3層になっている。下の部分に水を入れ、金属のフィルターにコーヒー豆を入れる。本当はこの穴を通らないぐらいに豆を挽くのがいいみたいだが、僕は挽く道具を持っていないため粉みたいなコーヒー豆をここに入れた。

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ここが上の部分だ。ここにシールがある。この穴から上のカップへコーヒーが注がれる。

水を入れ、豆を入れ、上部と接合してコンロにかける。沸騰して蒸気となった水がフィルターとコーヒー豆を通り、上の部分にコーヒーとして残る。上の部分は一度できあがったコーヒーが逆流しない作りになっている。

とりあえず下の部分一杯に水を注ぎ、フィルターには4分の1ぐらいコーヒー豆を入れて沸かしてみた。うちは電気コンロなので3分ぐらいかかった。当たり前なのだが、金属を直接火にかけているため、鉄板の部分は全部熱い。取っ手は樹脂だから持てるが、一度金属の部分に触れてしまい火傷しそうになった。

カップに注ぐ。下の部分に波々注いだ水はだいたいカップ1杯分だった。「6cup用」というのはどうやらエスプレッソのカップのことらしい。匂いはちゃんとしたコーヒーの匂いだ。そりゃあ豆のおかげだ。

飲んでみた。

薄い。豆が足りなかったようだ。フィルターに入れる豆の量がポイントになってくる。