2017年からの未来予想図【人間関係編】

何が正義で何が悪であるかという社会通念は、これまでにころころと移り変わってきた。昔は正義だったことが今は悪となり、今正義であることが昔悪だったこともある。例えば、仇討ちは昔正義とされてきたが、今では良しとされない。同性愛が認められていた時期もあれば、禁止されていた時期もある。今は認める方向に進みつつあるが、地域や宗教によってはいまだ禁止されている。

こういった正義であったり悪というのは、その時代や文化に応じた社会通念によって決められてきた。それが法律となったり、戒律となったりしてきた。それは正義や悪といった社会通念が、必ずしも絶対普遍のものではないということの証明でもある。では、これからそういった社会通念はどのように移り変わっていくだろうか。今悪とされているものが今後正義となり、今正義とされているものが今後悪となるような物事は、どういったことだろう。

  • 浮気・不倫は今後認められていく
  • 児童性愛は当分認められないだろう
  • 親孝行は悪になる
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BuzzFeedに載ってた「パパ活女子大生」は労働者の鏡

マジ偉いと思った。俺には絶対できない。

「私にはパパが4人いる」 月100万円を手にする“パパ活”の実態に迫る

詳細は記事を読んでもらったらいいと思うけど、内容は16歳の頃からおっさん4、5人を回して月100万以上稼いでる女子大生(20)へのインタビュー記事。パパ活って言うらしいですよ、いましたねー昔から、愛人契約で月20万とかやってる知り合いいました、それの強化版でしょうか。

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理性と感情と、理想の人生

理性とか感情とか、こういうテーマについて考えていたのは今に始まったことではなく、前々からブログ上でもよく触れていた。そして最近また触発されることがあり、再び頭の中をめぐらしていた。理性や感情が、人生にどういった影響を与えるか。理性や感情とどのように向き合い、付き合っていくことが理想の人生へと繋がるか。人生とは、運や環境もあるが、少なくとも自分で歩む部分においては行動の結果であり、また結果の積み重ねでもある。ではその行動は、どこから生まれたのか。言い方を変えれば、行動を決めたのは何か。行動の根拠として、理性と感情という二つの大きな基軸がある(思考と欲求と言ってもいい)。

  • 理性と感情
  • 理性と感情の違い
  • 理性的か、感情的か。喜び指向か、安心指向か。
  • 具体的行動事例
  • 幸福な人生を送るには
  • 自分を騙すということ
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トランプ選挙についての意見が大体出揃った

11月8日に行われたアメリカ大統領選挙について、各方面からの意見が大体出揃った。これら周辺の思惑と、自分の頭の中を整理する意味でも一通りまとめてみようと思った。「アメリカのことだから日本と関係ない」「大騒ぎしすぎ」といった意見もあるみたいだけど、内政にとどまらず外交においても大々的な変革を掲げていたトランプがアメリカの意思として当選したことは、表立って意思決定が進まない曖昧な日本の選挙よりも十分注目に値する事柄だと言える。特に日本の国防についてはアメリカ頼りのところがあり、「米軍の費用は負担しろ、さもなくば撤退」を政策として掲げていたトランプの当選は、今後日本がさらにアメリカの属国と化していくか、それとも自立を目指すかの境目になる。政策通りに事が運べばの話だが。

  • 選挙の分析
  • 選挙後のスピーチに触れて
  • 海外の反応
  • 人物としてのドナルド・トランプ
  • おまけ
  • ややリベラル寄りに偏った
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ヒラリーが支持されない理由を調べてみた

時事ネタです。選挙結果は今日でしょうか、明日確定でしょうか。

注目は午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?| ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

ドナルド・トランプが支持される理由もされない理由もなんとなくわかる。政治の素人であるとか差別的だとか下品だとか、話題になっているフィリピンの大統領と感覚的には近いんじゃないだろうか。行動も発言も現代の民主主義国家における政治家らしくなくて、非常にわかりやすい。

一方でヒラリー・クリントンである。彼女は何故支持されないのだろう。選挙前の支持率はほぼ同列で、トランプに負けず劣らずの嫌われっぷりである。理由は一体何なのだろう。トランプの暴言みたいなものはネットにたくさん流れていたが、ヒラリーについては全然知らない。メールサーバーがどうのとか、カダフィ殺して大喜びしていたことぐらいしか知らない。彼女が支持されない理由をいろいろ探してみたが、どうもいまいちピンとこない。

【米大統領選2016】支持率タイに 両候補は激戦州に - BBCニュース

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空腹に耐えるだけのダイエット方式

外国で生活していた頃、食事をするのがめんどくさくてあまり食べなかった。しかし腹が減らないのかと言えばそんなわけはなく、いつも腹の減り具合と食事を用意するめんどくささを天秤にかけていた。僕がいたカナダやオーストラリアは外食が極端に高く、昼飯で2,000円超えは結構当たり前で、日本のファストフードみたいな500円ワンコインで食事が済むようなことはなかなかありえなかった。だから大体は自炊していた。

  • 自炊で激ヤセ
  • 常に空腹を感じていた
  • 空腹に慣れると自然に痩せる
  • 食べながら痩せようと思うな
  • 我慢は最初だけ
  • 理性と感情
  • 天国へ行く手段
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男の髪は短くあるべきか

今髪の長さはギリギリ肩につくぐらい。今年の7月に切ったんだけど、それまでは乳首が隠れるぐらいの長さがあり、よく人から酷評されたり笑われたりしていた。だいたい2年ぐらい切っていなかったからそれぐらいの長さになっていた。

これは1年半ぐらい前

  • 髪切ったほうがいいよ
  • 何故髪を切ったほうがいいと言うのか
    • 好み
    • 似合わない
    • 慣習
  • 男性はどうあるべき?
  • どう応じればいいのか
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コミュニケーションの代わりにシステムが機能してほしい

コミュニケーションでどうにかしようっていうのは、すごくアナログな気がして。マーケティング戦略でばばーんと客を集めるのではなく、地道な営業努力で数字を上げるとか、なんかそういう有史以来から続く古来の伝統的なコミュニケーション頼りっていう発想は、コミュニケーション嫌い、コニュニケーション苦手、コミュ障の自分にとっていい加減うんざりで早くそういう時代が終わればいいのにとずっと嘆いている。

  • メルカリとAmazonマーケットプレイスの違い
  • コミュニケーション至上主義は前世紀の遺物
  • 新しい時代に追いつけ追い越せ
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大麻解禁については、個人的には反対です

医療用大麻云々のことはよくわからないが、そもそも医療用の話と一般解禁は分けて考えるべきじゃないかと思う。だって医療用の話なんて医療上必要ない人には関係ないんだから、その話と嗜好品としての大麻・マリファナ一般解禁をごちゃ混ぜに議論するのは無理があるというか、意味がないというか、とりあえず医療用の話はよくわからない。そして僕は医療上必要のない人間の立場から、嗜好品としての大麻一般解禁について反対意見を持っている。僕は今年の夏までオーストラリアにいて、その前はカナダにいたからマリファナ吸っている人は腐るほど見てきた。アメリカ(ニューヨーク)にもインドにもモロッコにもいた。特にカナダはひどかった。街中のいたるところがマリファナ臭くて、一応違法だったがもし見つかったとしても、よほどのことがない限り注意を受けるだけ、30g以上所持していたら捕まったのかな、同居していた日本人は路上で吸っていただけで捕まった。それは彼が外国人だから、示しをつけるためだろうと言われている。刑は確か罰金$50(5,000円以下)ぐらいだったともう。駐車違反よりもスピード違反よりも軽い。知り合いの一人は、アメリカの大麻農園で働いていた。理由は聞いていなけれど、女の子だ。

  • 何故反対なのか
  • 大麻によって救われる人
  • 暴力団の資金源問題
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クレジットカードで分割払いをする人はヤバいと感じた

僕がまだ会社員だった頃に、先輩がノートパソコンを買うという話をしていた。僕はMacBook Airを使っていたから「Macどうですか」という話をしたんだけど、「いやーMacはちょっと」と言われつつも名古屋駅裏のビックカメラへパソコンを見に行くことになった。先輩は色々悩んだ結果、富士通かダイナブックかなんかそのへんの20万ぐらいするラップトップを買うと決めた。決め手は色だったらしい。「シャアと同じ色だから」と言って赤いのを指差し、店員を呼んでレジに向かった。レジに金額が表示され、先輩はカードを出した。僕は可能な限りカード払いで済ます事が多く、周りにはカードで買い物する人が少なかったから「あ、この人カード払いなんだ。高額だからかな」と思っていたら

「5回払いで」

と言って驚いた。分割払い?僕は目の前で分割払いする人をそのとき初めて見た。

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近い将来、当たり前になるテクノロジー

自動走行車

運悪く運転免許を失ってしまったため、5年以内に自動運転の時代が来ないと困ります。自動走行車が描く未来とはどのようなものだろうか。それはおそらく、従来の自家用車が自動運転になるというより、タクシーやレンタカーに近いだろう。ドライバーがAIになっただけ、行き先を入力して、目的にたどり着く足として公的に利用される。

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オタク時代の終焉と「好き」をわかってもらう新たな時代

昨日、岡田斗司夫のyoutubeチャンネルをいくつか見ていた。まず、岡田斗司夫って誰っていうところにさらっと触れておくと、過去オタキング(オタクの王)を名乗りテレビなどのメディアで先頭に立って活躍していた人、エヴァンゲリオンを作った会社であるガイナックスを立ち上げた人、去年の初めに9人彼女がいることが話題になった人というぐらいでいいかな。この人を初めて知ったのは、高校生のときにBSマンガ夜話というマンガ解説の番組だった。マンガを技術的、文化的、専門的に解説する姿を、僕はこの番組で初めて見た。夏目房之介という人が「夏目の目」というコーナーを持っており、マンガを文法的に批評するとか、そんな番組だ。あれは衝撃だった。島田紳助が漫才のテンポと構成を語っていたときぐらい衝撃だった。僕が見たのは自分が好きなマンガの回だけなんだけど、大衆の娯楽であるマンガについてあまりにも真面目に、ただのファンとは違う目線から楽しそうに語っている番組というは他に類を見なかった。しかもその語っている内容というのが、どこかで感じていたけれど言葉に出来なかったようなものであったり、今まで知らなかったような裏設定、自分にはない観察眼や理論など、自分が作品に対して抱く「好きである」という感情を補強するような内容だった。岡田斗司夫とBSマンガ夜話についてはWikipediaがかなり詳細に書かれているので、興味ある人はこちら。

岡田斗司夫 - Wikipedia
BSマンガ夜話 - Wikipedia

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東京みたいに遊ぶところはないけれど

カナダにいたときは、トロントという街に住んでいた。カナダでは一番大きな街ということだったが、東京と比べれば非常に小さく、オーストラリアのシドニーのほうがまだ発展していたように思う。トロントで知り合った日本人も、東京出身の人たちはみな「何もなくてつまらない街」と評していた。

オーストラリアでは滞在の半分ほどをパースという街とその近郊で過ごした。パースはオーストラリアで4番目の街ということだったが、規模はかなり小さい。街が発展しているかどうかを見る基準として、地下鉄網の発達を見ることがあるけれどオーストラリアに地下鉄はない。路面電車かバスでカバーされている。メルボルンやパースなどの市街地では乗車無料の区間も広い。パースは住みやすい街だと言われてるが、その反面見るものは何もない。

海外は日本よりもっと進んでいると思っていたが、全然だった。特に東京なんかと比べたら、遊ぶところも店も物も情報も全然少ない。こっちの人たちはいったいどうやって遊んでいるのだろうと思っていた。街中ではカフェに入ったりバーで飲んだり、クラブへ行ったり、それだけ。アウトドアだとでっかい公園で寝そべったり海で泳いだり、スケートやローラーブレードは移動手段として普通に利用されており、壁や障害物のある公園もどこでもある。庭でバーベキュー、ホームパーティーも多い。どこかの家に集まって酒飲んで喋って、それだけ。日本と一番違うのは家で遊ぶ比率が高いことだろう。

ニューヨークなどの大都会、東京に優る大都市を除けばどこもそんな感じ、バー、クラブ、家、公園、飲んで喋って運動してそれだけ、単調だ。お金も全然使わない。あれ、じゃあ日本では一体何をしていたんだろう。僕らの世代だと学生の頃はカラオケ、ボーリング、ダーツなんていう屋内施設、ゲーセンもときどき行った。ライブに行ったりスポーツ観戦、映画や舞台、ミュージアムに行ったりイベントに参加、買い物、そんなところだろうか。消費してばかりだ。日本の都市は確かにそういうのが揃っている。レストランも掃いて捨てるほどある。東京から海外の小都市へ行くと、何もなくてつまらないと感じるのもわからなくはない。

東京には住んだことないし、そういうのが無くても別にいいんじゃないかと思う。人がいて集まって飲んで音楽を聞いて何かをしていれば、それだけでいいんじゃないか。日本に無いものも一つあった。

このSkrillexのSUMMITという曲に使われたビデオがすごく好きで、これはオーストラリアのパースで作られたものだ。こういう日常風景って日本ではあまり見かけなかった。

ベーシックインカムについての真面目な議論

をネット上でやっている人たちがいます。スイスの国民投票でベーシックインカムはなぜ否決されたのか、来年から始まるフィンランドのベーシックインカム、現行で実現している国、その他外国における社会実験の事例、日本でやるとすればどういう効果があるのか、現行の社会保険制度、生活保護に比べてどのような利点があるのか、実現するための財源をどうするのか、さらに財源を捻出するにあたって利権団体や既得権益者となっている人たちへどのように納得させるかということまで議論されている。一通りの議論と費用の計算をした上での結論はこちら。

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快楽と依存の仕組み

依存症という言葉をよく聞く。パチンコ依存症だとか買い物依存症、共依存だったり、タバコもそうだがアルコール依存、薬物依存はあまり馴染みがないけれどテレビを賑わせている。パチンコは韓国で禁止されたのに日本のパチンコ企業は韓国系ばかりで依存性をダシに食い物にされているとか、マリファナはタバコより害がなくて依存性が少ない議論とか、依存性、依存症にまつわる意見、議論を数多く目にしてきた。今まで依存にまつわる本を読んだのは一冊だけ。依存が出てくる本は2作呼んだ。それ以外にネットで見た記事を貼る。その他、人に聞いた話など依存に関して覚えている範囲をまとめておきたい。

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