先日モンベルの登山用インナー、ジオラインが話題になっていた。
それを見て、というわけではないのだけれど、この度ジオラインを追加で購入した。
元々ダウンを買うつもりだった
購入の経緯として、僕が来月からトロントに行くというのがある。トロントの冬は-10℃前後で雪も多いそうだ。北海道ぐらいなのだろうか。僕は北国で生活したことがない。とりあえずトロントにいる知り合いに様子を聞いてみた。
「防水のダウンコートと手袋と帽子とブーツ必要です。先日は雪の中を歩く用のブーツの滑り止めを買いました。」
それってもしかしてアイゼン?そんなに?それを聞いたらさすがに恐ろしくなった。防寒具にしろ何にしろ日本で買った方が安いということだったので、まずは一番高そうなダウンから検討してみることにした。ダウン自体は既に持っているものの、会社員の時に買ったDuveticaというなんか高いやつなので、旅行に持っていく気にはならなかった。
登山着って薄いよね
それにしてもダウンは嵩張るから、できれば持って行きたくない。そういえば、前々から気になっていたことがある。登山する人って薄着だよな。
決して薄着ではないんだけど、ダウンみたいにモコモコした格好をせずに雪山を登ったりしている。あれだったら嵩張らずに防寒できるのではないだろうか。
モンベルに行ってみた
何故モンベルを選んだのかというと、外国のアウトドアブランドと比べてデザインは微妙でも値段が安い。あとよく日本人の体型に合わせられていると言われていたから。ダウンコートを買ってこいと言われている時点でデザインはどうでもよかった。
モンベルにもダウンは置いている。この時点でダウンはまだ候補から外れていなかった。そして、前々から疑問に思っていたことを店員に聞いてみた。
「登山する人って、なんであんな薄着なんですか?」
「それはですね、インナー重ね着してるから平気なんですよ」
インナー!!そう、あのスキーウェアみたいなハードシェルとやらがダウンより暖かいというわけではなくインナー!!じゃあなぜ登山ではダウンを着ないのかと聞いたら
- 動きにくい
- 防水加工が弱い
- 温度調節がしにくい
以上の理由からだそうだ。登山は激しい運動なので当然動きやすい方がよい。そして汗もかくし雪も降るから、通気性、耐水性といくらかの保温性を兼ねたハードシェルを着る。そして防寒には、暑い時に脱げるインナーの重ね着が都合よい。
ダウンは登山に不向きだということだ。
登山者ではないんだけど
結局ダウンは買わずにハードシェルとジオラインを買った。というのも、オタクっぽい店員が力説するのは「上着よりもインナーなんですよ!!」ということだった。
金額の張る防水のダウンを売ることより、5800円のインナーの効果を熱心に解説していた。とにかく汗が乾くのが良いらしい。着てみなければわからないので1枚買った。
ヒートテックが話題になって買った時も、正直僕はそんなに暖かいと実感できなかったので半信半疑だった。値段はヒートテックの倍以上するけど、ダウンよりインナー?
その後、上下2着分買い足した。今も着ている。これがどれだけ現地で通用するかは行ってみないとわからないけれど、まあいいかと思っている。

(モンベル)mont-bell ジオライン EXP.ラウンドネックシャツ Men's 1107518 BK ブラック M
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- 発売日: 2013/10/02
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