旅行日記

ニューヨークネタを連日書き綴ってちょっと飽きてきたところです。旅行以外のことを書こうと思ったけど、他のことについて何も頭がまわらない。

旅先で思うのは、自分は本当に何をやっているんだろうということ。行く前から、ずっと前から繰り返し考える必要のないことに、頭を持ってかれる。無駄な思考だ。わかりきっていることなのに、何度も繰り返し自分に言い聞かせないと不安で吹っ飛びそうになる。

観光→入国→部屋探しでバタバタしているが、それ以外は暇だ。英語なんか全然話していないし、話せないし、学校が始まったら勉強で忙しくなるかもしれない。とにかくバタバタだったりダラダラしている。

どっか観光に行こうかと思ったところで、ここトロントには観光で見るような物は無い。モントリオールだったり、ケベック州だったり、どこかの国立公園へ行くための中継点でしかないんじゃないか。トロント自体は本当に何もない。ガスペの森に行ってください。

ニューヨークもトロントもそうだけど、ネット環境が悪すぎる。というか日本が逆に恵まれすぎている。接続環境という意味では日本が最も遅れていると思うけれど、速度に関して言えば日本のネットは速過ぎる。これを標準にwebページや動画なんかをアップロードしていたら、外国人にとってはすげー大変だ。マジでダウンロードとかとんでもない時間かかるから。youtubeなんか見れたもんじゃない。ADSL時代を思い出す。

今回日本を発ってからというものの、ほとんどまともに飯を食っていない。佐々木くんの家で朝飯を食わせてもらったのと、佐々木くんの店で野菜を食ったぐらいだ。1日1食とか。バランスは取るようにしているけれど、収入のない節約旅行なので量をおもいっきり減らしている。まあ、痩せてないけど。
というのも、ニューヨークで3万ぐらい予定外に使ってしまって、ミュージアムと電車代なんだけど、その分どっかを削ろうと思ったら食費しかなかった。

先日はちょっとした行き違いがあって、相手に酷く嫌な思いをさせてしまった。僕が悪いんだけど、その時から既に疑問に思っていたことで、口に出して聞いていれば済んだものを、そんなもんなんかなーと素通りしてしまったのが悪かった。じゃあその場で言ってくれたらいいじゃんとも思うんだけど、そういう類のもんではないから。
そういった、些細な行き違いから相手は気に食わない思いをして、僕は自分がその場で疑問点を聞かなかったばかりにいろいろ迷惑をかけて、酷く落ち込んでいる。そう、会社を辞めてからというものストレスと対峙することがなくなって、メンタルが飴細工のように脆くなった。非常に落ち込んでいる。まあ、会社員の時は次から次へと新しい理不尽が積み重なって落ち込むどころじゃなかったんだけど。意思疎通って大事だ。難しい。

旅行の本筋からそれても、これだけ書くことがあった。web上には旅行やワーキングホリデーのブログなんてあふれかえっていて、それらはただの自己満足だから大して需要もなく、ただ同じような内容をいろんな人が垂れ流し日記化しているのだろう。よく知らないけど。まあ、ブログなんてそんなもんだから批判も否定もない。自分はどうなんだなんて言われても返す言葉が無いから。

世間はクリスマスが終わって年末年始か。そんなことどうでもいいや。ニュースも見ていないし、世の中がどう変わったかあまり知らない。$1=105円になっていることぐらいしか関心がない。

ここんところガイドブックしか読んでいなくて、娯楽にも全然触れていない。ニューヨークで知人に会った際、高城剛の本をもらった。これ、有名だから知っていたけどけっこう新しい本だったんだな。今僕に唯一与えられている娯楽がこれだ。暇な時に読もう。

モノを捨てよ世界へ出よう

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