日本で暮らすのってハードル高すぎ?

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受難の国、日本

去年の12月末から日本を離れ、カナダのトロントにいる。約9ヶ月滞在したことになるが、その間日本では様々なことがあったらしい。

シリアやウクライナ、イラクで起こっている出来事に比べれば全く大したことはないが、それにしても1年のうちに苦難が多すぎるだろ日本。これ、日本にいれば毎年恒例のことに+α程度なので何とも思わないかもしれないが、外国へ出てみて異常なのがわかる。

トロントと日本の比較

一方トロントでは、全く何もなかった。事件は確かにあった。警官が殺されたりロブフォードという市長の問題行動が話題になってはいたが、一般人には特に関係ない。これらのことを踏まえて思うのは、もしかして日本で暮らすってかなり受難の道なのではないか?

トロントで生活していて本当に楽だったのは、まず冬のインフルエンザがない。僕は子供の頃からつい最近まで毎年か1年置きにインフルエンザにかかっていたため、冬の、特に年明けから2月あたりまでは非常に辛かった。予防接種を受けない年はほとんどなかった。受験をこっちでしていたらどれだけ楽だっただろうか。それだけでもかなり大きい。
そしてその次に待っているのは花粉症だ。2月から4月頃までは毎年必ず花粉症に悩まされていた。その花粉症もトロントにはなかった。厳密に言えばあったが、2週間で終わった。こんなに楽なことはない。日本では1〜4月末まで苦しむ要素が全くないのだ。

黄砂なんかはもちろんないが、梅雨も台風もない。猛暑と言っても今年は30℃超えた日が数日あった程度。5〜8月末までも苦しむ要素がない月に追加だ。トロントは冬が極端に寒いことを除けば、恒例の自然災害みたいなものは全くない。5月から9月までは日も長くて9時頃まで昼間のようだ。気温も上がりすぎないから特に過ごしやすい。
9月から4月までの長い冬が受難と言えなくもないが、人が死んだり全てがぶち壊れたり伝染病が流行ったりすることはなかった。今年一年しか見ていないが、たった1年でこの差は逆にひどいと思った今日このごろです。