昨日一緒に飲んでいた人の中で手相占いに詳しい女の人が居て、その場にいる人達が順番に見てもらっていた。僕は手相占いがどうとかあまり考えたこともなく、あの人に話してる雰囲気がおかしくて、横で見ていた。僕はそこまで興味がなかったけれど
「どうしても見せてほしい」
と言われたから見せてみた。言われた内容はこうだった。
そのうち元彼女と結婚するんじゃないか
「25、6の時に付き合っていた彼女で、今も連絡が続いてる人はいますか?どうかその人と幸せになってください」
こう言われた。僕は、実は25、6の時に付き合っていた人はいない。僕は人と別れて次の人と付き合うまでの間がだいたい3年ぐらい空くから、25、6というのはその間の期間だった。ただ別れても友達として連絡を取っている人はいる。でもその場合は何人もいて、むしろ全員で、逆に誰って話になる。まあ、婚姻制度に異を唱えている僕の立場からして、結婚という発想自体が有り得ないなあ。
「でも万が一子供ができたらどうしますか?」
子供ができるようなことはない。万が一できたとしたら商品や薬の信用問題になる。それらは信用を勝ち取って今ここにあるんだから、その万が一に自分がぶち当たるということは想定しない。騙されたら認知しない。脅されてもゆすられても僕には失うもんも社会的地位もないからなあ。
「仮に、責任は取らなくていいからあなたの子が産みたいっていう人が出てきたら?」
そんなの相手によるけれど、基本的に勝手にしてくれって思う。自分には関係ない。
「じゃあ、そうやって子供ができました。けど彼女はやはり女手一つで大変でした。さあどうしますか?」
どうもしない。
「じゃあ、彼女があなたに助けを求めてきました。やっぱり一人では大変だと。その時あなたはどうしますか?」
話が違う、って言う。そんな約束も守れない人は信用出来ない。
金の管理が細かい
「お金の管理をしっかりなさっているから、そういう点において心配ない人ですね。」
え、そもそも無職なんだけど。
金を作るのが下手
「お金を作るのが下手ですよね。そういう運というか適性がない。」
はあ、そうですか。残念ですね。
でもゼロにはならない
「でも心配無いんですよ川添さんの場合。ゼロにはならない。お金のこときっちりしているから、どうにかなる。」
はあ、そう願います。
自己主張もするけれど相手を尊重する
「川添さんって相手を思いやる人ですよね。自分は強いんだけど、もちろん一番なんだけど相手のことも思いやる。」
誰でも一応思いやるんじゃないのか。むしろ人を思いやらない人ってかなり珍しい方だと思う。特に日本人においては。
そのために犠牲になったりもする
「だから結局相手のために自分が犠牲になったりすることありますよね。」
犠牲ってなんだろう。あまり思い当たるフシはない。どちらかというと、僕はその場を立ち去るほうだから。関わりを避けるというか。厄介事にはあまり近づかない。
人と違う
「他の人と少し違うんですよ。わかりますよね。(近くにいる知り合いに対して)そう思いますよね、川添さん、ちょっと違うなって」
僕はみんな違うと思う。誰から見ても人はみんなバラバラだろう。同じところを探す方が難しいんじゃないのか。
意外だった
「見てみて意外でした。私が川添さんに持っていたイメージと違ったから。その外見とか、態度とか、言っていることと違ったから。」
違ってないと思うぞ。僕はやっぱこういうの、全然何とも思わないなあ。