帽子は体の延長

夏は終わったけれど、今年の夏はマスクつけっぱなしだったため、サングラスはほとんどかけなかった。それ以前に外出がめちゃくちゃ少なかった。夏は例年、外出時にサングラスをかけていた。しかし今年はマスクをしていたため、マスク+サングラスがあまりにもごちゃごちゃして、顔の前がごった返していたからサングラスをつけるのをやめた。毎年の通り陽の光は眩しかった。

ただ、帽子は被っていた。帽子は室内に入っても被ったままで、わざわざ取ったりしない。サングラスはどちらかというと室内では取る。帽子は日よけの意味もあるんだけど、それ以外に寝起きでボザボザの髪をなんとか抑えつける役割を担っている。だから、室内に入ったからといって帽子を取ってしまうと、寝起きの状態の髪をお披露目してしまう。そんなに望ましくない。だから、室内でサングラスは取っても帽子はなるべく取らない。

このように、帽子は非常に便利な代物なのだ。被っていれば髪型を気にしなくていい。髪の乱れを気にしなくていい。朝起きて髪のセットをしなくていい。髪を直さなくていい。現代のサラリーマンは帽子を被るわけにもいかないけれど、僕は今自由業だから年中帽子を被っている。夏はアドベンチャーハット、冬はニット、ここ2年はそんな感じ。

野球帽は被らない。持っていない。あと中折れ帽も一応持っているけれど、ほぼ被らない。ハンチングは大学生の頃は被っていたけれど、今はあまり。夏でも綿のニットを被ったりしていた。とにかく大学生の頃から帽子は愛用していた。高校は私服だったけどさすがに被ってなかったんじゃないかな。覚えていない。

旅行中にも帽子はいい。寒い地域だとニットは欠かせないし、日差しの強い地域は帽子でも被っていないとすぐ熱中症になる。自分にとって帽子サングラスはファッションなんかではなく、実用だった。帽子サングラスがないとつらい地域なんて、世界中にいくらでもあった。むしろかっこつけてられない。帽子は体の一部とまでは言えないけれど、髪型の延長ぐらいは言ってもいい。

昔夏用のストローハットを人からもらって、めちゃくちゃ型崩れしてしまって使えなくなったのが悔やんでいます。もったいない。