2023.7.4

アメリカの独立記念日だ。7月4日に生まれてというトム・クルーズ主演の映画があった。ベトナム戦争を題材にしていた。

トランジットの堀井さんのインタビューを読んだ。

インドのモデルコースだ。僕もインドは一度しか行ったことがなく、そのときだいたい同じコースを辿った。僕はボートには乗らなかったし、雨季だったためそんなに出歩けず、足だけ沐浴するような形になった。インドに行ったときの印象は、まさに洗礼という言葉がふさわしかった。どこの国でもそういうのはあるかもしれない。東南アジアでも、ヨーロッパでも、アフリカでも。ただ僕がインドの印象に惹かれたというだけなのか。

次もしインドへ行くなら、ムンバイ、もしくはコルカタがいいと思っていた。旅行はだいたい街が好きで、人とその文化と喧騒と雰囲気を見てみたいと思う。

それで、深夜特急のラジオがやっていることを思い出した。斎藤工が朗読している。オーディブルでも聞ける。

大槻ケンヂも話題に挙げていた。

僕は最初歴史と報道写真から旅行に興味を持ち、その過程で旅行本にも手を出すようになった。深夜特急もその流れで読んだ。バックパッカーの旅先と言えば、当時はタイかインドがメジャーだった。深夜特急はタイにはあまり触れられず、インドはけっこう長いページを割いていた。アジアンジャパニーズはタイをけっこう取材していた。

タイは、今は誰でも訪れる普通の観光地として、きれいになっている。昔のバックパッカーが訪れる旅行先ではもうなくなっているんじゃないか。インドはまだそういう空気がある。今の旅行事情を全然知らないから、10年前で情報が止まっている。

深夜特急的な旅行は、気の持ちようだとも思う。かつてと同じコースを巡っても同じような景色はないかも知れない。でも今でもきっと、初めて海外旅行をする人が一人で旅立てば、別の国でも深夜特急のような気持ちになるだろう。

今まで通して二回は読んだけど、もう一回読んでみてもいい。