自分のやっていることを話す機会があって、知り合いの子供に「それって転売ヤー?」と言われた。僕は主に市場(いちば)で仕入れてヤフオクで売ったり店頭売りしたりしているが、知り合いの子供は販売行為と転売ヤーの区別がついていない。きっと転売ヤーという言葉が氾濫しすぎて、製造から正規の販売ルートで定価で売られているもの以外、全部転売ヤーという認識なのだろう。
僕が取り扱っているものは古物だから、確かに製造元から提携業者による販売というルートは辿っていない。個人から直接だったり市場を通じて仕入れ、自ら価格を設定して販売している。仕入元も販売価格もそのときどきで違う。転売ヤーとの違いはなんなのか?
免許を持ってるとか製造元と業務提携しているとかそういうのではなく、自分が転売ヤーではないと言い切れるのは、売り物を買って売っていないから。転売ヤーとは言葉の通り、既に価格がついて売られている物を買って、利ざやを乗せて転売している。僕は「売っていない物、売られていない物」を仕入れて売っている。市場で競りに出されるものは、価格がついておらず一般消費者に向けて売られている物ではない。売り物ではないものを業者が買い取り、査定して、時には修繕して価格を設定して、売り物にしている。だから転売ヤーではない。
ややこしいと思うかもしれないけど、売り物を買って売ったら転売行為、売ってない物を仕入れて売るのは販売行為、僕はそういう認識でいるから、転売ヤーではないという話になる。