人前でスマートフォン見ている人

ずっとスマートフォン触っている人とかよくいるけれど、むしろ近年では増えすぎて何も言われなくなった。街中であったり駅であったり電車の中であったり、特に何かを待っているときは大抵手にスマートフォンを持って時間を潰している。それについて、僕は別に何とも思わない。スマートフォン好きなんだな」と思うぐらい。僕自身が同じような事をしていないわけでもない。でも、人と会っている時は違うんじゃないか?と思う。

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電話にも出ない

僕は人と一緒にいる時にはあまり電話に出ないようにしていた。目の前に人がいるのに電話に出て別の人と話すぐらいなら、その電話をかけてきた人に会いに行けばいいんだ。それを差し置いて今目の前にいる人に会っているのだから、その人を優先している時点で電話は後回しでいい。もちろん緊急であったり目の前の人より大事そうな要件であれば断った上で電話に出ることはあるものの、基本的に人と会っていてそれより大事な要件を電話で済まされるということは有り得ない。それはよほどのエマージェンシーだ。

仕事中でも同じ

仕事の電話であったりしてもそうだ。仕事中なら当然目の前で会っている人のほうが重要で、休日であれば仕事の電話に出ない。平日でも休日でも折り返し連絡は入れるようにしていたものの、どうしても緊急であればメールなりで内容を知らせてくれたらいいだろう。中には仕事がとても忙しい人もいて、常に電話がかかってくる人もいる。その人はやはり人と会うことなんかやめて電話の仕事に集中すればいい。例えば顧客と会ったりするわけではなく、現地に訪れることが重要だったりする場合ならこれらは当てはまらない。そうではなく人と会うのが目的であれば、電源オフにしていてもいいぐらいだ。スマートフォンより軽んじる相手とわざわざ会う必要はない。

メール、LINEも同じ

電話以外の内容も同じで、メール、LINE、その他メッセージお知らせにしても、人と会っている時にその人の前で確認するというのは無しだなと思っていた。相手が気心の知れた友人で、ダラダラしていたり退屈で仕方なかったり間が空いて何もすることがない時はそうは思わない。けれど、話している最中であったり共同で何かをしている最中にスマートフォンを確認したりするというのは違うなあと思っていた。

それがどういう態度を示しているか

相手がどうしても自分に会いたくて、自分が嫌々ながら時間を割いて会っているというのであればその態度も許されるかもしれないが、人前でスマートフォンを触るということはその人は居てもいなくても同じで、存在しないのと同じだ。それをやる人は果たしてそういう態度をとっているという自覚はあるのだろうか。無いなら今すぐやめた方がいい。自覚した上でやっているならば好きにしたらいい。かと言って、別に目の前にいる人が僕が話している最中に電話に出たりスマートフォンをいじり始めて怒ったりすることはない。ただその人とはもう会いたくないなと思うだけ。

映画館とか

個人的には、映画館で携帯鳴らす人はやはり死んだ方がいいと思うし、上映中にスマートフォンをチェックする人と一緒に映画館には行きたくない。文句言ったりはしないが幻滅する。そんなにスマートフォンが気になるなら映画なんで見ない方がいい。一人で映画館に来ている人が音も鳴らさず一人勝手にスマートフォンをチェックしていても何も思わない。それはその人の勝手だ。

電車内のマナーとか

こんなことを書こうと思ったのは実は全然違う話がきっかけで、最近Twitter上で話題になっていた電車内でのスマートフォンが気に食わないとか優先席近くで電磁波がどうとかマナーがどうとかいう話を見かけたからだった。そんなのは既に飽きるほど語り尽くされていたけれど、その中でも新しいツイートを見た。それが真実かネタなのかは知らない。

これは2012年だから2年とちょっと前のツイートみたいだ。全然新しくなかった。携帯が市場に出回り始めた当初からペースメーカー云々の議論というのもさんざんされており、僕はその道に詳しくなくて実際病院では携帯電話の使用が禁止されていた。今はどうか知らない。飛行機は今でも禁止されている。そもそも携帯かペースメーカーの方を改善すべきだろうという議論の上で、今の携帯がペースメーカーに影響無くなったのだろうか。 よく知らないけれど、とりあえず今そこは本題ではない。

電車内のマナーにうるさい人

電車内でイライラする事が多いというのは、まあ分からないでもない。喋っている声がうるさかったりスマートフォンの音だったりイヤフォンからの音漏れだったり足広げて座ってるおっさんとか汗臭いおっさんとかワキガのおっさんとか化粧臭いババアとか痴漢は論外として、中には目の前でスマートフォンをイジっているだけでイラつくという人もいると思う。僕は前述した通り、一人の人が一人で何をやっていようと自分に危害がなければどうでもいい。だから目の前で人がスマートフォンを触っていることに対しては何も思わない。だけど中にはそれも許せないという人がいるらしい。別にいてもいい。その人がどうしても目の前でスマートフォンを触ってほしくなければ「誠に申し訳ないのですが、それやめてもらえませんか」と申し出ればいい。まあ頭おかしいと思われるだろうけど。

ただ、その主張を正当化するようにペースメーカーの事例を利用されるのは問題だと思う。それとこれとは分けた方がいい。本当にペースメーカーに影響があり、鉄道会社が乗客の守るべきルールとしてそれを口にするなら「ペースメーカーに影響があるから、電磁波を出す物質を見かけルールに従って頂けないようであれば即座に車両から降ろします」とはっきり主張すべきだろう。そしてスマートフォンの電磁波が影響ないのであればその事実を一般に公表した上ですぐに撤回するべきだろう。「うるさい客がいるからとりあえず建前だけ取り繕っておこう。ほら、鉄道会社側としてはこういう立場ですよ」という姿勢は今すぐやめた方がいい。別にペースメーカーに限った話ではないけれど。

何が言いたいのかというと、他人の行動を退けて自分の主張を通したい時に、その根拠を説明するために本来の根拠である「ただ自分がイライラするだけ」という根拠を差し置いて「ペースメーカーが」とか「常識だ」とか他の理由を持ってくるのは、それは嘘であり薦められる態度ではない。他人の行動を退けて自分の主張を押し付けようとするにあたって、嘘の理由を、それがさも当然かのように主張するというのは狂気の沙汰だと思う。本来であれば、他人の行動を制限して自分に便宜を図ってもらおうというのだから、お願いする態度でもおかしくない。座席を譲るとかにしてもそうだ。

まあ、別に怒ってもいい。イライラしているのだろうから怒ることもあるだろう。でもそれはあなた個人の怒りでしかない。違法ではない。ルール違反でもない。常識ではない。怒るにしてもそれはぐらいのことは自覚しておいた方がいい。「私の主張が、例え誰に危害を加えていなくても世界の常識であり、通って然るべき」という態度は赤子と同じだ。そして赤子でなければ頭がおかしいと思われるだけ。そして、頭がおかしい事が悪いっていう話でもない。頭がおかしい事は、別にそれ以上でもそれ以下でもない。極端なことを言えば、それを言われて怒った相手に刺されて殺されたとしても仕方ないよというだけ。同じ頭がおかしい者同士というのはそういうものだ。だから僕らはなるべくそういう人に対して口を挟まないし関わらない。

おまけ:トロントの地下鉄

トロントの地下鉄は乗車距離が短いとか日本の電車事情とかなり異なることもあり、単純に比較した所であまり意味はない。トロントの地下鉄内はどうかというと、席が空いていても立っている人が目立っている。スマートフォンを触っている人はあまりいない。話している人は普通にいる。その横でKindleを読んでいる人や音楽を聞いている人も普通にいる。電話している人というのは地下で電波の兼ね合いもあってか見たことがない。また、席を譲る人も譲らない人も普通にいるものの「席を譲れ」と主張するような頭のおかしい人はいない。余談だけど、犬を連れている人や自転車を乗っけている人は普通にいる。