子供を持たないということ

「子供がほしいから結婚したい」という言葉を今まで何度も聞いた(男女問わず)。そういう考えは個人の自由だから口を挟むのは余計なことなんだけど、「子供がほしいから」と言われて結婚された相手は不憫だなと思う。だってそれは子供中心の考えであり、肝…

知らない名前を会話に出すな

これが実によくある話なんだけど、どういう頭してんのか理解できない。例えば 「〜がさあ、もう離婚しそうなんだって」 という話を振られたとしよう。こういう話の前提として、話題を振られたほうがその〜さんを知らないと、当然会話にならない。だから僕は…

「仕事ができる」が基準の全てという人

僕は仕事ができない。それは別にいい。僕が仕事ができない人間だからといって、尊大な態度でゴミのように扱ってくる人はいるが、それもまあ仕方ないから、別に構わない。構わないけれど、ちょっともったいないと思う。仕事ができない人の中にも、優しい人だ…

優れた女に対する男のプライドという構図

世の中にはわからない物事がたくさんあって、その中の一つがこの、優れた女に対する男のプライドという構図だ。こんなもの実在するのかどうかさえ疑わしいが、例えば、高学歴女性はそれだけで相手のプライドを傷つけるからモテないとか、カップルや夫婦にお…

自分の目、他人の目

性的ショッキングな妄想を垂れ流すのは意外に恥ずかしいもので、それを恥と感じるのは他人が達成している現実に対して、自身は未達成な願望でしかないという面、欲情を垂れ流しているその姿が気持ち悪くて、それはまさに汚物であり、他人に嫌悪感と恐怖心を…

「投票しないなら政治に文句言うな」はおかしい

文句は言うだろ。文句言ったところで何も変わらない。けれど文句ぐらい言ってもいいじゃないか。アメリカ大統領の政策に対して「外国だから」という理由で文句言わないのか。最近読んだ本で知ったが、ギリシャは投票が義務で投票しないと罰則があるそうだ。…

英語で映画を見る感覚

トロントにいたとき、よく英語のまま映画を見ていた。日本語の吹き替えや字幕なんてないから、英語のまま見るしかなかった。案の定、見ていても全然わからない。何言っているのか全然わからずシーンの切り替えが早く謎の展開で役者が突然笑い出したり泣き出…

不倫について思うこと

テレビやネットを騒がす不倫という話題について、あまり考えたことがなかった。僕は独身であり、もちろん不倫相手になったこともない。それどころか恋愛をすることもめったになく、遥か遠い昔のこととなっている。だから不倫なんていうものに関心が湧くはず…

消費を乗り越える、自分だけのお金の使い方

日々の生活を見直してみると、無駄遣いが多い。小さなものが積み重なったり、大きなものがドカンと降ってきたりして財布の中身や貯金がみるみる減っていく。無駄遣いとは一体なんだろうか。必要経費以外は全て無駄遣いだろうか、そんなはずはない。

コネ、人脈、繋がりの重要性

少し前に友人からニューヨークでフォトグラファーをやっている人の話を聞いた。その人は南米出身であり、大舞台で活躍したいという思いでニューヨークへと渡った。現地で有名な人のアシスタントになったきっかけから、今はフォトグラファーとして食っていけ…

動物に対する根源的な恐怖心

アフリカ、ケニアのサバンナの映像などを見ていると、野生動物が跋扈している。そこは人間が意図的に保護地区として制定した地域かも知れないが、そういう大自然の中だと人間がただの動物の一種だということを感じる。ブラジル、アマゾンの密林地帯でも同じ…

個人的に注目しているニュース

ニュースじゃないのも混じっているけどネットで拾った情報の中で気になったものをまとめてみた。 オーストラリアドル下がりすぎ オーストラリア ドル / 日本 円【AUDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンス 76円はさすがに異常です。2年前カナダに渡航したき…

芸術、ポルノ、商品

最近考えていたことの一つが、表現の自由と規制とポルノと芸術について。語り尽くされているテーマでありながら、はっきりとした答えを知らない。おそらく表現者としては規制は破るためにあり、罰を受けても構いはせず、その先に表現があり、人に迷惑かけよ…

パレスチナ問題について

イスラエル、パレスチナを訪れ、折角だからパレスチナ問題についてあれこれ考えたことを整理してみようと思った。この問題を考えるにあたって僕が持っていた予備知識というのは主にNHKの「映像の世紀」から得たものと、新書である「世界史の中のパレスチナ問…

いかにして人に迷惑をかけるか

「人に迷惑をかけるな」というのはこの日本において長い間至上の命題かのように謳われている。そして「人に迷惑さえかけなければ何をやってもいい」という解釈が大手を振っている。疲れた人々はとばっちりで迷惑を被ることを極度に嫌う。「好きにしていいか…

利害関係を越えた関係

人間関係に序列はあるのか。ある、というのが一般的だろうし、無いと答える人も中にはいるだろう。正義、ということを考えると、無いのが望ましいのかもしれない。しかし現実には、人と人との関わりには序列が存在する。優先順位というのがある。親よりも、…

結核という病の時代

結核という病は一つの時代を象徴しているように思う。それほど一般的であり、尚且つ重大な病だった。多くの著名人が結核を患い、亡くなっている。結核にかかっていた人は僕が知っているだけでも太宰治(死因ではないが)、梶井基次郎、フランツ・カフカ、ア…

人と話した

先日、シェアハウスの一人と夜遅くまで会話していた。その人とは普段何気ない会話をする程度で、今回話すまでどんな人なのか全然知らなかった。今回は少し興味深い話になった。その人は、僕が以前に欧米人の恋愛観について話していたのを横で聞いており、ど…

生きるつらさに向き合うということ

生きていくのがつらいという話は、なかなか相対化できる話ではない。個々人の環境や適性に沿った喜びや哀しみ、問題がある。「そういうのは誰しもが抱えることだから」という風に言ってしまうのは簡単でそれが何の解決にもならないことはまた誰しもが知って…

ベトナムに学ぶ、強大な敵との戦い方

貿易センタービルと国防総省に飛行機が突っ込んだ事件があって以来、テロとの戦争と言われるようになって久しい。それまでの国家対国家の戦争から、国家対組織の戦争へと様変わりしている。とは言え国家対国家の戦争がなくなったわけではなく、テロ組織との…

「セフレがいっぱいいる」と誤解された

先日バイト先の女の子と話していたときに、恋愛とかセックスの話になった、なった、というかそういう事を聞かれた。僕は「付き合う」とか「結婚」とかそういう括りについて否定的だということを話した。話しているうちなんでそうなったのかわからないけれど…

現代の若者は尾崎豊に共感しないという話

尾崎豊の世代ではない。同世代の人は15の夜とi love youしか知らず、尾崎豊がどんな人なのか全然知らないということが多い。僕らも現代の若者と同様に「彼に共感」という世代ではないのだろう。宇多田ヒカルと年が近く、彼女は尾崎豊の曲を昔ライブでよく歌…

スピードよりもクオリティ重視で行きたいよねって話

またマックス・ヴェーバーの話になるけれど、プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神を読んで、その後の世界みたいなのを検索して調べた話を前に書いた。そこでは顧客満足度を重視するあまりか、それとも商業的成功を重視するあまり、職業倫理を見失い…

5.5兆円を何に使うか

先日、マーク・ザッカーバーグが資産の99%を寄付したというニュースがあった。450億ドル、日本円に換算すると5.5兆円だそうだ。99%も寄付してしまって、マーク・ザッカーバーグその残り1%でやりくりすることになるのだろう。それって大丈夫だろうかっていう…

ジョギングについて

ジョギングについて冷静に考えると、とても奇怪な行動に見える。これはドラマを見ていて感じた。ドラマの中で一人の女性が走っている。毎日同じコースを走っている。街の中をただ走るという行為。それが何処かへ移動するためではなく、同じところを何度も走…

ポスト電気

ポスト電気について、いまだに想像がつかない。それよりも、電気がなかった時代のことさえ想像つかない。電気がない時代にどうやって日常生活を営み、仕事をし、この世の中は回っていたのだろう。きっと今よりずっと遅い速度で回っていたに違いない。

笑顔を肯定的にとらえる意味がわからない

笑顔って怖い。今のバイトに一人おっさんがいるんだけど、そのおっさんが初めて来た日の事をバイト仲間が話していた。どうもそのバイト仲間が作業をしている最中、おっさんが彼に近づいてきたらしい。その時の印象が 「変なおっさんがニコニコしながら近づい…

新・映像の世紀 第1集を見た

映像の世紀が復活するという話は以前からTwitterで見ており、放送もされていたみたいだけど今になってやっと第1集を見た。月一で今のところ第2集まで放送され、今回は前回のように11もなく6集が最後のようだ。個人的には第4集「世界は嘘と秘密に覆われた 冷…

パリのテロから思ったこと

パリのテロについて報道を見たり意見を読んだりして考えたことを書き残す。僕は国際情勢や歴史、宗教、法律、戦争、その他どの分野においても専門家ではなく、専門的な知識は一切持ち合わせていない。そんな人間が書いたことだからてきとうに聞き流して欲し…

高城剛と堀江貴文は旧知だったみたい

以前に高城剛と堀江貴文の共通点みたいなことをサラッと気にしていたら、彼らの対談記事が見つかり、やはり彼らは旧知の間柄だったことがわかった。彼らはやっていることがそれぞれ違うけれど、共通点は見えている世界ではないだろうか。僕は彼らの両方の著…