さて、予定通り事が運べば僕は今年の5月より新たな冒険へと旅立つことになります。大げさですがその予告編です。僕はこれまでこのブログにおいて、旅行記を書いてきた。最初のほうが本当にただの日記丸写しで、ベトナム、チェコ、インド、そしてキューバなどを訪問した際の冒険活劇なんてものでは無いんだけど、感想とか日記を今まで書いた。今もカナダ、トロントで継続中だと言える。それがもうすぐ終わる。
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5月からヨーロッパ旅行を計画中
お金が許せばってところなんだけど、だいたい予算30万ぐらいを見ているから余裕だと思う。実際は6月になるかもしれない。このヨーロッパ旅行については今までにもう既に何度も触れており、訪問先もポーランド、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、イタリア、スペインあたりを周れたらなあと思っている。計画にあたっての具体的な目的とか目標っていうのは様々だけど一応触れておこう。
ポーランド
photo by archer10 (Dennis) REPOSTING
ポーランドは2014年に民主化25周年を迎えた。僕の印象の中では、ポーランドは悲劇の国ということになっている。アウシュヴィッツもポーランドの地名だ。ドイツとロシアという大国に挟まれ、幾度となく侵略され、そこに住む彼らは今何を思うか。予定はだいたい1週間ぐらい。ワルシャワに行くかクラクフに行くか迷っている。アウシュヴィッツは行くつもりなかったんだけど、訪れないのはさすがにもったいないかなと思う。
セルビア、ボスニア、クロアチア
僕はユーゴヲタの見習いだから、旧ユーゴ諸国はどうしても訪れたい。ユーゴについては2chのまとめを読み、ユーゴの入門本を読み、映画もいくつか見てこれは行ってみたいと思った。ユーゴスラビア紛争で有名なのは民族浄化とか。強姦収容所とか。またそういう経緯を生み出したのが第二次大戦中のクロアチアにおける強制収容所、チトーという奇跡、そして崩壊。特に行きたいのはサラエボとモスタル。ここで1週間ぐらい使おう。他はベオグラードとかドゥブロヴニクとかの観光。まあそれぞれ2、3日かなあ。
イタリア、スペイン
これはまあ、ドゥブロヴニクまで行ってイタリアに寄らないのはもったいないだろうということで、どこに行くかも考えていない。そしてイタリアに行くならスペインぐらい寄らないともったいないだろうということでスペイン。どこに行くかも決めていない。バルセロナかグラナダに行きたい。日程もそんなに組めないからどこかそのへんで。
スペインまで行くならモロッコぐらい行きたいだろうと思うけれど、もう日数が足りない。だいたい一ヶ月を予定している。ポーランド1週間、ボスニア1週間、他1週間、間の移動で1週間かかったとしたらもう終わってしまう。
こういった周遊とか今までやったことがないから、かなり不安だ。1ヶ月でも僕にとっては長期だ。ガイドブックもツアーも無い。全くの一人。現地に友人なんかいるわけない。電車と飛行機と船で周ろうと思っているけれど、僕が行くところはほとんどユーレイルパスが使えなくて、安く済ますとなるとやっぱりバスなのかなとも思っている。
カウチサーフィンに挑戦
旅費を抑えたいということもあり、宿泊はなるべくカウチサーフィンを使いたいと思う。その次にユースホステル。カウチサーフィンというのは世界中の旅行者をタダで泊めてあげますよっていう人たちを集めるサービスで、僕は4年ぐらい前に知ってから登録している。僕が大阪でやっていたシェアハウスに泊めたのはこのカウチサーファーたちで、ノルウェー人、インド人、カナダ人、スイス人、台湾人、アメリカ人、オランダ人とだいたい10人ぐらい泊まっていったんじゃないだろうか。今度は僕も泊まる側に挑戦してみたい。まだ泊まったことは一度もない。僕は1週間とか泊めたこともあったから、全日程をカウチサーフィンで組めれば宿泊費がまるまる浮くことになる。さすがにそんな都合がいいことは難しいだろうけど、ユースホステルと併用しながらなんとか試してみたい。
なかなか危ない旅行になるかもしれない。僕は完全に一人で言葉も覚束ない。男だけど体格も貧弱ででかいリュックを背負っている。旅行の様子はネット環境が許す限りリアルタイムに更新していきたい。旅行記を初めから終わりまでリアルタイムで閲覧することができるっていう機会はあまりないと思う。だからこうやって予告をしてみた。僕の文章は全然それには及ばないけれど、言わば深夜特急のような旅行記をリアルタイムで読み始めることができる。まだ2ヶ月以上あるけれど、乞うご期待。