週刊日記

最近は香港旅行が決まり、そのことで頭がいっぱいだ。まだ先の話なんだけど、早くもプランを考えたり関連映画を見たりしている。返還以降はインファナルアフェアという映画が有名らしく見てみたら、ディパーテッドの原作だった。ハリウッドホンコンという映画も見たが、アメリカあこがれのよくわからない作品だった。恋する惑星は以前に見ており、あれも香港が舞台らしいけれど1994年上映作品というあたり中途半端に古すぎる。最近の香港シーンを的確に現した映画ってないのかな。

6月から7月にかけて香港は雨季にあたり、一番旅行向きではないシーズンだそうだ。雨具を買うか、自宅あったかどうか、服装はどうしようか、などなど考えている。当初1週間ぐらい旅行するつもりでいたが、結局3泊4日に減らした。そんなに大きい街じゃないから十分だろうと思って。ホーチミンシティーを旅行したときは4泊5日だったかな。1日余って郊外ツアーに出かけたから、今回は3泊で十分だと思う。むしろ一週間滞在したサラエボなんかは中途半端に時間が余って遠くへ出かけることもできずやることがなかった。月単位の滞在となるとまた話は変わってくるが、短期旅行で一週間というのは中途半端な期間なのかもしれない。

最近買った本:新書

読み終えないうちに本ばかり買っている。

香港へ旅行するから新書「香港」を買って少しだけ読んだ。1997年の香港返還(イギリス領から中国への返還)にあたり、返還以前の変動相場制と市場経済を50年継続する約束になっているそうだ。返還から今年で20年経ち、残り30年になった。香港ドルという通貨は30年後には確実に消えてなくなると見ていいのだろう。もしかするとそれ以前になくなるかもしれない。

新書は大学生の頃少し読んでいて、それからはほとんど読んでいなかったけれど去年から再び読みだしている。昨日のYouTube録音でも少し触れたが、新書という出版形態は戦前に岩波で始まり、岩波新書、中公新書、講談社現代新書が教養新書御三家と呼ばれていたらしい。特に岩波新書については敷居が高く、ある程度長く残るような内容しか採用されないとか。

新書についてはブックオフで買うよりも、街の古本屋で買ったほうが品揃えもよく安いことが多い。ここは烏丸通沿い、同志社大学の近くにある古本屋。

最近聞いた音楽

Charli XCX - 3am (Pull Up) feat. MØ

なんじゃこれ感。カラオケで歌うのがきつそうな感じ。新しい人かと思ったらわりとメジャーな人だった。

最近見た映画:王立宇宙軍オネアミスの翼

前回の日記でアオイホノオと庵野秀明について触れており、王立はいつか見たいと思っていたから見た。森本レオがあまり良くないって言われていたが、それほど気にならなかった。当時23歳ぐらいのガイナックスメンバーが中心になってこの映画を作ったみたいだけど、8億ものお金をどうやって集めたんだろう。なぜそれだけ出資を受けることができたのか全然わからない。高度成長期だったから?

映画の感想としては、思っていたのと全然違った。もっと会社や組織を描いた映画なのかと思っていたら、どちらかというとロッキーに近い。世の中に必要とされない人間はお払い箱になる、って言われた瞬間に暗殺者から狙われるあたりわかりやすかった。そう、必要とされない人たちが、誰かに認めてもらうために何か意味のあることをやろうと思って、しゃにむにに突き進むような映画だった。それがあまり結果を出さないというか、意味がない、けれどそれをやった自分たちの中には何かが残る、そういうことを描いた映画だと思う。

その他

連続リレー小説を引き続き更新している。もはやリレー小説でもなんでもなく自分のターンが周ってくればやりたい放題書いている。前の章からの接続なんてない。しかしとりあえずジャンルとしてはスターウォーズ的なSFファンタジー物に落ち着きそうだ。本当か?あと2週残っているのでこの先の展開に乞うご期待です。