2023.11.1

Ossan.fmの過去回を聞いていて、二人が「なんなら今が一番楽しい」と言っていたけれど、そんなんはないなー。対照的な人が、「気持ち的に楽な時期なんて(今も含め)一度もなかった」と言っていた。大学生の頃とかは満喫してたんじゃないのかなー。聞いてみないとわからない。

僕は刹那的に気が楽なタイミングはあったけど、やっぱり「今が一番楽しい」みたいなことはない。物事を楽しむ才能がないから。それなりに抱えている不安だったり痛みが、どんなときも常に勝っていて、楽観的になれない。なろうとしていない、というのもある。自分にとって楽しいとか楽っていうのは、その瞬間だけに訪れるもの。常はくよくよするというか、悲観的だから。

戻りたい時間、っていうのもあまりない。同じことをやってもつまらない。今の記憶がない状態で戻るなら、いつだろう。でもいつも不安は抱えていた。大学生の頃も、会社をやめた頃も、その先は未定で何もなかった。どうにかしないといけないのが苦痛だった。先行き不安というのは、僕にとっては苦労しないといけないことへの忌避感だった。嫌なことを頑張らなければならない。

今はそういうのがないタイミングだけど、いつまでどんな状態かはわからないから、先のことを考えないといけない不安は残っている。そんなことばかり頭に浮かぶ。

「路傍のフジイ」という漫画の1話がツイートで読めるということで送られてきて、読んだ。現代人、疲れてるんだな。こういうの、もっと読めばいいと思う。ボッチ飯とかボッチ趣味の漫画はよくあったけど、手広く、どれも秀でていない、というのはあまりなかったかもしれない。

マンガワンで続きが読めた。一人ではなくなっていた。一話完結のように、いろんな人が出てきた。悪意があまり描かれておらず、そういうのを見たい人にいいと思う。現実が悪意ばかりだと感じるのは、悪意に対して立ち向かえないからだろう。

コミックスも1巻が出ている。

長いこと落ち込んでるなあ。人を励まさないといけないのに、落ち込んでばかりいて、落ち込んでいる姿は、誰のためにもならない。いや、どうだろう。自分もそうだけど、励まされても困るか。

というわけで、結局酒ばかり飲んでいる。人類それしかない。全然わからない。考えてもしょうがない。