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旅行中のメモについて

旅行記を書いている時に、結構な頻度で実用的なメモ、及び実際に利用したルートなどを間に挟んでいる。例えばグラナダやエルサレムのバス乗り場の位置や、バスの種類、乗り方、タンジェの駅の場所など、主に移動にあたって必要な情報などを残している。単純に旅行記を読むだけであればこういった情報は不要であり、邪魔でさえあるだろう。でもなるべく残していきたいと考え、書くようにしている。誰かが既に残してくれている情報にはリンクを貼り、僕自身は事前にネットで探してもなかなか出てこなかったり情報が古かったり、もしくは英語で検索しないと出てこないような内容を載せている。

僕は旅行する前に大体いつも、ネットやガイドブックでかなり詳細に下調べをする。特に滞在期間の短い場所や、現地で言葉が通じなかったり情報収集が難しそうな地域については、行くルートをあらかじめ全て確認する勢いでやる方だ。それが見つからなかったら諦めることもある。そういう場合に、ネット上で以前旅行した人たちの旅行記などにルートが記されていると、非常に役に立つことが多い。ベツレヘムにあるバンクシーのグラフィティなんかは、初め場所がわからなくてタクシーを雇おうと思っていた。しかしネットで調べると位置情報を載せてくれている人がおり、意外と近いことがわかって歩いて行った。

こういった先人の知恵をお借りして、すごく役に立った経験というのを次に繋げたい。ただ自分がその恩恵を享受するだけでなく、現地入りしないとわからなかったこと、事前に知っておいたほうが楽だったようなことはなるべく旅行記に残しておきたいと思っている。そういった事前情報を何も手にしないまま、何も知らない状態で現地を訪れ、人に聞いたりいろいろ調べたりしながら旅行するのが楽しいとうことも知っている。しかし、情報が無い状態で現地入りするのが不安だったり、僕のように事前に情報を得られなければその地へ訪れるのを諦める人がいるとしたら、その人たちの道しるべにはなれるだろう。もしくは英語で検索すれば簡単にわかることを、英語が全くわからないというだけで断念する人の助けにはなれると思う(僕もそれほど英語が堪能なわけではない)。これは言わば、自分が助けてもらった恩返しに近い。

僕がやっているような旅行なんて実に簡単なものであり、誰でもできるから興味がある人には実践して欲しいと思う。それにあたって何かが足かせになっていれば手を貸したいと思う。ハードルがあるなら下げたい。ネットで調べて情報が出てこなかったり、英語が読めないだけで現地入りするのを諦めたりするのは非常にもったいない。旅行者の方々はどうか良い旅を満喫してください。そして可能であればその軌跡を残してくれると次行く人の参考になります。