一般的な読書好きとの距離感

自分が履歴書を書く時や、自己紹介をする時には、趣味の欄に書くことがないので、読書と書くことが多い。
無類の読書好きということはないけれど、実際本はよく買って読むから嘘ではないだろうと思って、そう書く。
しかし、なんだか世間一般のいわゆる「趣味:読書」と、僕の趣味:読書にはギャップがあるように思えてきた。果たして「趣味:読書」に当てはまるための共通項や条件というのは存在するのだろうか。
僕の認識の中でのギャップを挙げていく。

読む本

「趣味:読書」:大衆文学、現代小説、ミステリ、ビジネス本、歴史小説、ラノべ
「僕」            :古典文学、経済本、サブカル本

好きな作家

「趣味:読書」:東野圭吾、伊坂幸太郎、宮部みゆき
「僕」            :JDサリンジャー、フランツカフカ、チェーホフアントン、安部公房

好きな夏目漱石

「趣味:読書」:坊ちゃん、吾輩わ猫である
「僕」            :行人、彼岸過ぎ迄

雑誌

「趣味:読書」:ダビンチ
「僕」            :トランジット

読書量

「趣味:読書」:週1冊以上
「僕」    :月1冊程度

嗜好

「趣味:読書」:活字中毒、面白い当たりに当たればラッキー
「僕」    :読むこと自体は苦痛、面白い保証がないと手に取らない
こんな感じだから、僕は自称読書好きにもなりきれていないのかなあと思えてくる。というのも、自称読書好きの人と話しても、全然話が合わない。基本的に、僕は本のトレンドなんて全くわからないので、その文藝界隈の流行廃りの話には全くついていけない。
ましてや、現代作家をほとんど知らないので、今生きている人で読むのは村上春樹ぐらいだから、自称本好き同士にもかかわらず、会話が成り立たない。
趣味:読書と書くのは改めないといけないかもしれない。