続・変な日本人のエピソード(バックパッカー編)

先日会った変な日本人からエピソードを聞いていたのでご紹介。 

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インド、プシュケルにて囲まれる

「バックパッカーの時インドのプシュケルってところで宿に泊まってたら、同じ宿に泊まっていたオーストラリア人のおばさん二人と仲良くなったんですよ。近所のカフェで一緒にウィード(大麻・マリファナ)炊いて一緒に街を歩いてました。知ってますか?ウィード吸って外国の街歩くとマジでゲームみたいですよ。特にインドなんかマジゲームだった。RPGみたい。

そうやって歩いていたら現地人に絡まれたんです。客引きみたいなので、手のひらに花びらを乗せるとかなんとかいって、僕は怪しいと思ったから「No No」って断ったんですよ。でも二人のオーストラリア人2人はおばさんだから「わーほらタダだって言ってるよー」とか言いながらよろこんで手のひらに花びら乗っけてるんですよ。僕も「やめといたほうがいいよ」って拙い英語で言うんですけど全然聞いてないんですよ。そのうち周りに人が増えてきて、よく見ると10数人の子供とか老人とかが僕たちを円で囲んでいるんですよ。さっきまではしゃいでたオーストラリア人も黙ってしまって。

ウィード吸ってるから頭の中にドラクエみたいに「たたかう、にげる」みたいなのが出るんですけど、おばさん二人連れているし、またその円が段々動いてくるんですよ。だから僕らも円にそって動くしかなくて。こんなの完璧に拉致ですよ。でも意味わからなかったから僕は聞いたんですよ。「なんなんだ?何が目的なんだ?」みたいなことを。そしたらその手のひらに乗せた花びらを湖まで運べ?みたいなことを言い出して、意味わからないからオーストラリア人は怖がってその花びらをその場で捨てちゃったんですよ。「捨てるな!!」みたいな事を周りのインド人たちが騒ぎ出して(これはマジでヤバイやつじゃないか)って一瞬思いましたね。おばさんも怖がってすぐに花びら拾ってましたけど、とりあえず自分が隙を作ってオーストラリア人逃していつもウィード吸ってたカフェに助けを呼びに行ってもらいました。彼らは納得してなかったですけどね。彼らにとってはそうやってたかるのが生活手段だから。」

ダハブにて引く手段

「僕はだいたいどこの国行っても引く(マリファナを買う)んですよ。その国とか土地ごとに引き方があってそれを探るのが面白いんです。インドでも捕まったりしました。ダハブの引き方知ってますか?エジプトのダハブに僕のウィードの師匠と行ってダイビングやってたんですけど、そろそろ引くかって話になって行ったんです。ダハブでウィード引こうと思ったらめっちゃ高い崖を越えてある村に行くんです。本当の崖なんですよ。危ない崖。師匠は足滑らせてアバラ骨折しましたから。

崖を越えて山を下ると村があり、村に着いてもよくわからないからとりあえず「村長どこ?」って聞くんです。そして村長の家に上がりました。「まあ座れよ」みたいな感じで、すぐに言わないんです向こうも。でもこっちは急いでるし暗くなると帰れないからすぐ聞いたんです。「葉っぱある?」って。じゃあ向こうも「あるよ」って行って奥に入って木の枝みたいな葉っぱそのままのやつをガッサーっと持ってきたんですよ。

師匠と二人で「これ、そのままじゃん…。ネタも悪いし、全部自分らでやらなければいけない…」「とりあえず買うしかないから値切るだけ値切るか」って言ってそのクソネタを値切って帰ろうと思ったらもう暗くて、暗すぎて崖なんか登れないんですよ。危ないから。だから崖にそって遠回りして帰ったんですけど、マジで危なかったですよ。真っ暗の中、崖にへばりついて足の幅ぐらいしかないところを歩くんです。ウィードがっさりと担いで。落ちたら死ぬところでしたよ。

無事宿に着いたら、そんなクソネタでもとりあえず巻いて吸ったんです。そしたらポーンって飛んでしまって二人ともその場でブッ倒れたんですよ。多分あれケミカル混ざってましたね。だからあんなクソネタでも飛ぶし売れるんですよ。でもすぐ慣れて次の日からは普通にスパスパ吸ってましたけどね。」