そんなに映画が好きじゃないのかなあって

子供の頃から、小学校に入る前の幼児期から映画を見ていた。映画館によく通っていた。数を見てきた方ではないけれど、ずっと映画好きだと思っていた。少なくとも平均よりは。ここにもよく映画の感想とか書いたけれど、自分はあまり批評的な見方をしたくなくて、それは映画に限らず小説とかも同じで、批評は人の話を聞く分にはおもしろいから、それで十分かなあと。映画批評も文芸批評も、読み物としておもしろい。文庫の解説とか必ず読んでしまう。ただ自分では、そういう見方をしたくないだけ。だって映画の批評しようと思ったら、少なくとも2回は見ないといけない。同じ映画を何度も見るのは、本当に好きな作品でないとつらい。小説も同じ。あと、批評的な見方だったりおもしろさをやり始めてしまうと、もう気楽に鑑賞できなくなるというか、低俗な娯楽として消費するのが困難になってしまう。

それはともかく、映画があまり好きじゃないと思ったのは、最近全然見ていないから。ひろゆきが「毎日1本映画見ろって言われても全然平気」と言ってたが、僕は無理だった。今はそれぐらいの時間があるのに、週1本も見ていない。好きな人は1日に何本も見ている。僕にはそんな体力がない。映画好きか否かは数ではないとも思うけど、時間があるから「じゃあ映画見よう」となっていないのは、そんなに好きじゃないからなのかなー。かと言って、他に何するでもない。ドラマも見ていなければ、本も読めていない。アニメを時々見るのは、何も考えなくていいアニメだけで、自分はとてもじゃないがアニメ好きとはいい難い。写真も撮っていないしなー。外出を控えているからってのもあるけど。

大学生の時とか、あと3年ぐらい前の時期は、1日に2本とか映画見ていた。小説も、毎日読んでいる時期はあった。今はそういうタイミングじゃないだけなのかもしれない。映画好きかっていうと、まあそこそこ好き、ぐらいは言えるか。

じゃあ自分は一体何が好きなんだ。今の時期、ひとりでも喜んで、前向きに取り組めていることってなんだ。毎日時間を費やしても飽きないことは。そんなもんはなかった。そこそこ好き、以上に好きなもんなんて何もない。

お題「#おうち時間