寺社仏閣以外の京都観光・街歩き 2022

洛外から知人友人が遊びに来るとき、たいていオススメの場所を聞かれる。京都のおすすめ観光地、穴場スポット的なものを聞かれて答えるのは、非常に難しい。地元の人間は生活者でしかなく、普段生活の場にしかいない。

どこにでもあるようなカフェ、雑貨店、服屋、本屋などなど、外から京都に来てわざわざ行くような場所ではない。行ったところで「お、普通やな」「東京、大阪にもっといいところがある」「地元にもある」となるだろう。

そういうのをあえて知りたいという人が、果たしているのだろうか?BRUTUS、TRANSITの京都号あたりは、そういうのも含めてけっこう網羅していた。全部が観光客向けではなかった。

「京都ケチケチ買い物案内」はマンガだけど、好きな人は好きだと思う。

おしゃれなカフェとか飲食店は全然知らないが、身の回りの行ったことあるところ、ないところ、有名なところを、聞かれたときに知ってる範囲で答える用にリストアップしておく。このリストは機能するだろうか?

山登りが趣味の人に「京都に住んでるなんてめっちゃいいじゃないですか!」と言われたことがあった。京都には名峰クラスの山はないけれど、ハイキング、トレッキング、ピクニック程度に向いた手近で登りやすい山がいくつかある。山歩きが趣味だったら、京都へ来たついでに山に登るなんてちょうどいいんじゃないだろうか。

例えば比叡山、愛宕山などは特別な装備がなくても、初心者でも体力があれば登れる。京都一周トレイルを紹介している本やwebページもたくさんある。

京都一周トレイル®|【京都市公式】京都観光Navi

如意ヶ嶽(大文字山)、狸谷、伏見稲荷大社なんかはもっと敷居が低い。山が趣味じゃなくても景色を見たり、観光ついでにちょうどいい。

僕は比叡山は一度、愛宕山は3回か4回ぐらい、大文字は何度も、伏見稲荷は去年初めて一番上まで行った。京都一周トレイルは全然、これから。

カフェ

大学生の頃、コンビニでアルバイトをしていたときによく「イノダコーヒーってどっちですか?」と聞かれた。コーヒー好きの間で有名な店らしい。他府県からわざわざめがけて来るのだから、よっぽどなのだろう。当時僕は知らなかったし、行ったことなかった。後に行った祇園の店舗は、コロナの間に閉まっていた。

YAMATOYAは近所なのに、まだ行けてない。ジャズ喫茶でガラードのレコードプレーヤーがあり、コロナ前は定期的にライブも行われていた。カフェ・モンタージュは一度だけ行ったことがある。今も定期的にクラシックの演奏会が行われている。普段は喫茶店のようだ。

カフェじゃないけれど、生演奏をやっているバーが先斗町にあった。英語の先生が京都に遊びに来たとき、行きたがっていたのに場所を知らなくて連れていけなかった。その後行ったときは、演奏のない日だった。ハロードーリィという店。

ソワレとか翡翠は行ったことない。またいつか、折を見て。カフェはラーメン屋ぐらいたくさんある。

ラーメン屋

京都でラーメンといえば一乗寺だけど、たまに行くぐらい。そして僕は天天有ぐらいしか知らない。ラーメン屋はいっぱいある。全然詳しくない。会社員の頃はよく新福菜館に行ってた。京都駅の近くにあって行きやすい。天下一品は京都以外にも、けっこうどこにでもある印象。本店にも何度か行ったことあるけれど、好きな人は行けばいいんじゃないか。

北区民だったから、学生の頃は天龍とかに行っていた。たんぽぽも有名だった。僕が特に贔屓にしているようなところはない。いろいろ行く。しょっちゅうは行かない。あまり知らない。

和菓子

今宮神社のあぶり餅は母親と妹がバイトしていた。事あるごとに食べていた。ふたばの豆餅は京都に帰ったとき、定番のお土産としてよく買っていった。生菓子だから日持ちしなくて、腐らせてしまったことがある。いつも行列ができているけれど、予約注文しておけば並ばずに買えます。それぐらいしか知らない。今日初めて、一乗寺中谷ででっち羊羹を買って食べた。父親が好きだったらしい。素朴な味だった。和菓子のことも全然知らない。

本屋

本屋好きなら、行きたい本屋はいくつかあるかもしれん。本屋好きなら恵文社のことは当然知っているだろうし、元ガケ書房ことホホホ座もきっと知っているだろう。僕がそれらを知ったのは大学生の頃か、それ以降だった。どういう経緯だったかも忘れた。

ホホホ座に行けばあの山下さんがいて、誠光社に行けば堀部さんがいる。軽く話ができるかもしれないし、著書を持っていけば署名してもらえるかもしれない(わからない)。善行堂では山本さんの本を買って、その場で署名をしてもらった。本屋好きの聖地はそこそこある。

僕が一番行くのは誠光社。近いからなんだけど、もっと近い蔦屋書店はそこまで行かない。他は均等に訪れている。

レコード屋

本屋があれば、レコード屋もある。京都にはユニオンもタワーヴァイナル(タワレコのレコード専門店)もないけれど、ジェットセットならある、十字屋ベーシックもある、メディテーションズもある。他にも中古レコード店がたくさんある。けっこう狭い範囲にあるから、まわりやすい。

僕が行ったことあるのは、ワークショップレコード、100000tアローントコ、ほんとレコードあたり。一番よく行くのは、今のところメディテーションズ。アンビエントきっかけだった。お香もよく買う。

映画館

旅先でわざわざ映画館に入ったりするのか。僕はしたことないけれど、映画館好きの人だったら行くだろう。京都には出町座京都みなみ会館京都シネマといったミニシアターがある。アップリンク京都はいまだに行ったことがない。

僕が一番よく行くのは、一番近い出町座です。カウンターのカフェで食事をしたこともある。サヴァブックスも、小さいけれど見ているだけで楽しい。みなみ会館はリニューアルしてから2度ほど、京都シネマも2回ぐらい行った。数だけで言えば、やはりシネコンで見ることが一番多い。

京都国際マンガミュージアム

実は行ったことない。漫画好きならけっこう良さそうだ。こういうところは長時間利用しないともったいないと思ってしまう。企画展もよくやっている。いつか行きたい。いつでも行きたい。

鴨川ジョギングコース

村上春樹のエッセイ「村上ラヂオ2」に「究極のジョギングコース」という章がある。それはオレゴン州のナイキ本社にある、森の中を走るコースのことで、村上春樹は取材ついでに走らせてもらったことがあると書いている。それに匹敵するぐらい、もっとも好きなジョギングコースとして、村上春樹は京都の鴨川沿いを挙げている。京都に泊まるときは御池(リッツ・カールトンだろうか?)から上賀茂のあたりまで、いつも走っているそうだ。

僕も子供の頃からよく走っていた。大学生の頃は夜に走っていた。夜は朝に比べると人が少なくておすすめ。互いの顔も見えない。

2022年時点

きっと今もあるところばかり、なくなっていたらごめんなさい。寺や神社、嵐山や太秦映画村のような一般的な観光地だけでなく、それぞれの分野における聖地が、京都にはある。それぞれ趣味の人だったら、既に知っていたかもしれないし、けっこう楽しんでいるはず。僕の生活圏外にも、きっと楽しめる各々の聖地巡礼地が、京都にはあるはずだ。鉄道博物館とかもそれにあたるのかな。