今もスケジュールがぎゅーぎゅーに詰まっているわけではなく、空き時間というのがあるにはある。でもそういうのではなく「あーなんか暇やなー」「映画でも見るか」「ドラマ通しで見るか」「マンガ全巻読破するか」「ゲームやるか」「どっか行くか」っていうような気持ちになる時間がない。スケジュールがいっぱいに詰まっている人でも、空き時間を駆使して遊んでいる人がたくさんいるから、本当は時間の問題ではない。気持ちの問題なのだと思う。気力がない。気忙しい。もしくは体力がない。
今僕に足りていないのは、言葉で表すなら「牧歌的」とか「のどか」とか、そういう時間。いつもどこかに恐れがあり、不安があり、予定がある。夏休みが足りていない!僕の夏休みは、寝正月を二ヶ月続けるような過ごし方だった。金もなければ予定もない、遊び相手もいない、そんな贅沢な過ごし方。
僕の夏休みは比較的長かった。小学校高学年から中高までは塾に行っていたから、夏休みは学校がある日よりも勉強していた。僕の夏休みは大学の4年間に始まり、サラリーマンを辞めてからの日々。今も言ってしまえば夏休みみたいなもんなはずなんだけど、周りの状況もあってかそんな悠長な過ごし方ができていない。
いや、まあ実際はそんな牧歌的だったりのどかだった時間なんて、これまでも限られていたのだろう。覚えてないだけで、いつも不安と落ち込みを抱えていたのだと思う。ときどき降って湧いたように暇な時間が与えられていただけで、日常はだいたい頭抱えていることのほうが多かったんじゃないか。稼働時間を伸ばすには、体力をつけるしかないのか!
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」