2025.6.17

最近の相場。ドルは160円台に戻るわけでもなく、140円台を切るわけでもない。大きな動きはあまりないけど、きっともう160円より上がるようなことはなかなかないんだろう。今ぐらいが安定して落ち着いているんじゃないか。もしくはもう少し下がるか。自分の感覚では、130円台まで下がってもまだ円安の範疇。

トランプの関税祭りはいっときの祭りとしてすぐに株価が戻り、全世界株は史上最高値を更新している(為替レートを踏まえると関税前の方が高いが)。S&P500や全米株はそこまでではないにしても、ほぼ関税発言前の相場に戻りつつある。こうなってくると、結果的に4月のトランプ関税祭りは絶好の買い場だったわけで、そこへ全力投球できなかったにしても、多少掴めたのはラッキーだった。

関税の90日間停止、期限は7月8日。もう一度同じような買い場が到来するかどうかはわからない。4月7日はマーケットの爆下がりでトランプ陣営もかなり動揺しただろうし、同じことは起こらない可能性が高い。だとすれば、今後まだ少し緩やかな上げ相場が続くか。僕は旧NISA分を今年中に売ってしまわないといけなくて、そのタイミングをいつにするか迷っている。

さらに、売った分をいつ再投資するか。高いタイミングで売れたら、その分値上がり益も大きい。けれどそれをそのまま再投資すれば、高値掴みをするかもしれない。かと言って売った後に下がるのを待っていても、そのまま上がり続けて買い時を見逃してしまうこともある。いずれにしても損はしないけど、高い時に売って安くなった時に買い戻すとか、なかなかそんな都合のいいことはできない。下がるのを待っている時間が無駄ということもある。

こういうのが全部ややこしいしめんどくさいし上手くいかないから本当は積立が最適解なんだけど、僕は毎月一定の収入があるわけではないから、積立は利用しづらい。ましてや今はまとまった金額を売って買い直さないといけないため、どうしてもタイミングを図ってしまう。

今はVTI(全米ETF)を持っており、なんかもしかしてアメリカ不安定なのかな?という懸念の元で、次は全部オルカンに回そうかなと思っている。貯金代わりとして。

ついでに、もし高配当ETFを求めるなら、今もまだ米国頼りになってしまう。全世界株の高配当ETFみたいなものは、まだそんなに流通していない。一応VHYDっていうそれっぽいのがあるけど、SBI証券では買えない上にまだまだ経費率が高すぎる。一応VT(全世界ETF)の分配金が2%前後あるから、米国頼りを避けつつ安全を見越してさらに分配金も得たければ、VTを持っておくのが一番無難かなー。高配当の世界って、税金の関係もあって本来は日本株が主流なんだろうけど、日本株は自信がない。それだったらまだVYMやSPYDのような米国ETF持つかなー。