大手出版社系マンガアプリ、非課金勢の感想

先日からKindle Fireを再び使い始め、マンガアプリをいくつか入れている。その感想。タブレットはマンガ閲覧デバイスとして向いていると思う。普通の本はKindle Paperwhiteで読んでいるが、マンガのようなページめくりの多い作品はPaperwhiteで表示しにくい。パソコンは寝そべって読んだりするのに向かない。スマートフォンは画面が小さすぎる。

マンガワン

小学館のアプリ。裏サンデーの作品が看板なのか、最近Netflixで映像化されたケンガンアシュラなどが読める。僕が主に読んでいるのは「圧勝」。

このアプリのいいところは、チケットで連続して1日4話読めるところ。他のマンガアプリは一つの作品に対して1チケットしか配布されず、毎日チケットでタダで読めるのは1話と限られているものが多い。ポイントなどを消費すれば読めるんだけど、フリーで使えるチケットを同じ作品に続けて使えるのは良い。読みたい作品も多め。

マンガPark

白泉社のアプリ。ヤングアニマル、月刊LaLa中心だが他の媒体で掲載していた作品もところどころ取り込んでいる。こちらもフリーのポイントで1日1作品に限らず4話自由に読める。

少女漫画に強い。僕は「グランクレスト戦記」とかヤングアニマルの作品ばかり読んでしまう。アイドル動画とか声優ラジオは独特のコンテンツで、僕は正直いらないけど好きな人にはいいのだろう。ボーナスコインが貯まりやすい。

ジャンプ+

ジャンプ+はいつ頃から導入されたのか、初回フリーの仕様がとても良い。連載作品のバックナンバーが初回だけ読み放題なのだ。読んでいるのは「左ききのエレン」「青のフラッグ」などの人気作。ジャンプ読者からすれば全体的にとっつきやすい作品が多い印象。

マガポケ

少年マガジンのアプリ。アプリの仕様はなんか野暮ったいが、マガジン作家のマガジンらしいオリジナルが読める。ポイントはすごい貯まらないし、すごく減っていくからフリーチケットでしか読んでいない。それだと1日1話しか読めなくて全然進まない。ただ本誌で連載されているのもの含め、読みたい作品は多い。課金すれば充実していると思う。

LINEマンガ

LINEマンガ

LINEマンガ

  • LINE Corporation
  • ブック
  • 無料

ダウンロードした中で唯一出版社系ではないが一応。出版社でないだけあってUIが良い。出版社系ではない分人気作ばかりクロスオーバーしていて読みたい作品も意外と多い。コミックスの無料ダウンロードもそういう意味で選択幅が広い。

利用の仕方

開く頻度 マンガワン > マガポケ > マンガPark > ジャンプ+ > LINEマンガ

これは単純に読んでいる作品が多いか少ないか、更新が多いか少ないか。ジャンプ+に関しては読んでいる作品のバックナンバーを読み切ったため新着がないと開かない。他はバックナンバーを地道に読んでいる。全部入れといて読みたいときに毎日開いていればいい。

出版社系を中心にダウンロードしているのは雑誌であったりオリジナルの連載作を読みたいからで、出版社系以外のアプリでおもしろい連載作があったらそっちもダウンロードするかもしれない。既刊の作品ついては基本的にKindleでコミックスを買って読んでいる。電子版において連載はアプリ、コミックスはKindle本という棲み分けがある程度固まった。iPhoneアプリはAppleの規制が厳しく、ジャンプ+はこのたび16以上しか利用できなくなった。規制の枠の外にあるマンガを読みたければブラウザで読めるウェブサイトがいいと思う。

暇人に向けた同系統の日記。