タンクトップは涼しい

奥さんにお題を募集したら「タンクトップ」と言われた。タンクトップ??はい、タンクトップはよく着ています。いつ頃からだろう?大学生の頃には着ていた。それ以前は覚えていない。なぜタンクトップを着るのか、それはもちろん暑いから。夏の暑い日にしか着ない。Tシャツとタンクトップだけでもけっこう違う。開放感が違う。

古い記憶では、ヴィレッジヴァンガード北山店の地下で二着購入したのを覚えている。グレーとオレンジのボーダー。もう一着は忘れた。これはいつ頃着ていたっけな、昔の写真がないからわからん。その後ドメスティックブランドの、牛柄を反転したタンクトップを着ていた。これは会社員の頃。そしてついに、ユニクロのタンクトップに行き着く。当時は3枚入りで1,000円しなかった。しかも綿100%だった。その後ポリエステルが含まれるようになり、買わなくなった。今着ているのも当時のユニクロタンクトップと、GAPのタンクトップ。黒とカーキ。無地です。

変わり種としては、ミハエル・シューマッハとアイルトン・セナが描かれたタンクトップを持っていた。今も持っているが、全く着ていない。気に入っていたのは、アメリカ西海岸で買ったBig sur と書かれたタンクトップ。薄い黄色の生地がベースで、波の絵も描いてある。まさにBig surで買ったもので、Big surとは地名。ビートニクが好きな人は知っている。着れなくなるまで着倒した。

その当時ちょうど、ビートにはまっていたのだった。でもジャック・ケルアックの路上はわけわかんなくて、映画もちゃんと見なかった。「死にたいほどの夜」という映画はDVDを買って見た。ビートのことはいまだよくわかっていない。サンフランシスコでそういうムーブメントがあったということぐらいしか。

タンクトップを買うときに注意しないといけないのは、サイズ。大きめがいいと思って買うと、紐が長いタイプは昔のレスリングタイツのように、乳首がはみ出してしまう。首元があまり開いていないタイプであれば、大きめでも問題ない。

タンクトップにファッション性は求めていない。主張もスタイルもない。ただ涼しければいい。タンクトップを着るときは、だいたい短パンを穿いている。暑いからだ。暑い国を旅行する際にも、だいたいタンクトップだった。旅行するときはめちゃくちゃ便利です。リュックに3枚詰めても生地が少ないから全然荷物にならない。洗っても干しておいたらすぐ乾く。旅行者はみんなタンクトップ着るんじゃないかなー。欧米人もだいたい着ている印象。

大阪に住んでいたとき、クラブに入ろうとしたら「タンクトップでは入場できません」と言われた。ドレスコードらしい。しかたがないから近くのコンビニでTシャツを買って入った。このルールって全国的なの?全然知らなかった。クラブには数えるほどしか行ったことがない。カナダにいるときに一番行った。他にやることなくて。カナダはさすがに寒いから、タンクトップではなかったような気がする。

奥さんは僕のタンクトップ姿が好ましくないようで、理由を聞くと「ショタっぽいから」と言われた。よくわからない。膝上のショートパンツもよく穿いていたんだけど、それはやめてと言われ、結婚してからは穿いていない。涼しいんだけどなー。