先日アトロクを聞いていたら、オバマが使っているボールペンの話をしていた。アトロクでは最近オバマ元大統領の特集を行っており、これまでに2020年の音楽プレイリストや、2020年の推薦図書を紹介している。そしてついに文房具にまできた。
オバマ元大統領が使用しているボールペンは、三菱鉛筆のユニボール・ビジョンエリート・ブルーブラックだそうです!
President Obama's pen—ready for editing his latest State of the Union draft. http://t.co/GD8K6aq7lH #InsideSOTU, pic.twitter.com/RcreiemdaT
— White House Archived (@ObamaWhiteHouse) 2014年1月27日
https://www.newsweekjapan.jp/nippon/season2/2021/01/310492.php
日本の文房具!番組の解説によると、アメリカでは油性よりも水性ボールペンが一般的であり、ビジョンエリートは飛行機の中でもインク漏れを起こしにくく、飛行機によく乗るようなエリートのためのボールペンだとか。
なお、ビジョンエリートは元々海外向けの商品で、日本では廃盤になっており再販の予定はないとか。Amazonなどを探せば在庫が手に入るかもしれない。
僕が気になったのは、タイトルにしたようにブルーブラックというインクの色。PARKERのボールペンをもらったときにも、インクの色は青だった。外国にいた頃も、確かに黒ボールペンより青ボールペンが一般的だった。「黒インクは滑らかに出にくいから」と聞いたことがあったが、ブルーインクを使用するのはどうやら万年筆の名残りのようだ。万年筆で伝統的に使用されていたブルーブラックという色が、ボールペンになっても引き継がれている。
日本だと青インクのボールペンなんてほとんど使われないが、欧米だけでなくアジア圏でもよく使われているそうだ。ブルーブラック、ちょっと使ってみたいではないか。オバマどうこうは別として。
文具ファンの間ではブルーブラックが一番人気みたいですね。これもやはり万年筆からの流れなのか。