男女の友情がどうとか

40近くなって中高生みたいな話題です。男女の友情がどうとかっていう話を最近読んで、それとは直接関係ないけれど、いわゆる男女の友情がどうとかっていう話を考えてみたい。

よく目にする話題は「男女の友情は成り立つか?」という問い。すごく大まかな話題だけど、この問いかけはおそらく異性愛者であることを前提としている。同性愛者、異性愛者、というのも一概に言えず、あまり一般化できる話題ではないのかもしれない。

当然「男女の友情は成り立つか?」という問いの答えは「人による」ということになる。成り立つ人もいれば、成り立たない人もいるのだろう。どちらかというと「成り立たない」人のほうが珍しいのではないかと思う。「成り立たない」とはどういう人なのか。異性というだけで恋愛対象になってしまう人、もしくは異性を嫌悪している人なのか。よくわからない。

自分のことだけで考えてみよう。自分はストレートであり、恋愛対象となる女性よりも、性愛関係の対象となる女性のほうが広い。セックスよりも彼女のほうがハードルが高い。だから、恋愛対象としては見れないけれど、性愛関係の対象になる層がある。また、恋愛にも性愛にも対象にならない層がいる。親や妹、親戚、年齢が離れすぎている人や、趣味から著しく外れている人などがここにあたる。僕の場合男性もこの枠に入る。

図で表すとこんな感じ。わかりにくいけど(男性器に見えてきた)、大枠があって、その中に性愛関係の対象になる枠があり、さらりその中に恋愛対象の枠がある。大枠の外側に、興味がない人とか嫌いな人がいる感じかな。

ここで本題となる友情。友情はこの枠内全体で成立するのではないか。ただし恋愛関係やパートナー関係が友情を上回るとする場合、実質友情は無視できるかもしれない。よき友人であり、パートナーであり、というのは両立すると思うが、とりあえずややこしいから友人のそれとは区別しよう。

男女の友情がどうとかって話題の対象になるのは、パートナーではない。恋愛関係でもない。男女間での友人関係とは、僕のグラフで言うところの黄色と緑、性愛関係とそれ以外の人たちの間で友情が成り立つかどうか、という話になる。僕は全然成り立つけれど、成り立たない場合とはどういう場合なのか。

簡単に言えば、相手を好きになってしまう、もしくは相手に好かれてしまうと、友人としての立場関係を維持するのが困難になる。相手を好きになると、友人ではなく恋愛関係に進めたくなる。反対に恋愛対象外の人からアプローチされても、友人関係の維持は難しい。

この友人関係の維持が難しい人とは、人を好きになりやすい人、もしくは人に好かれやすい人ではないだろうか。僕は、どちらもあまり多くないほうだと思う。だから男女の友情が成り立たないとは思ったことがない。惚れっぽい人、惚れられやすい人が、もしかすると友人関係の維持に苦労しているんじゃないだろうか。

では、惚れっぽい人、惚れられやすい人とはどういう人なのか。このへんはもう自分の知らない領域なのでわからない。きっとそれぞれ苦い経験があることでしょう。

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