その後、と他に気になった投資記事

以前にまとめた『日本の素人投資マネーが米国に流れている』のその後の話。NISAつみたて枠に米国ブラックロック社のiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV, 手数料0.03%!)が承認されて気になっていた。

新NISAつみたて枠についに海外ETFが!と思ったが、今のところそう簡単な話でもないらしい。

つみたてNISA初となる「米国ETF」が認可 黒船来航になるか(山口健太) - 個人 - Yahoo!ニュース

内容としては、

  • まだ取り扱い証券会社がない
  • 価格に変動があり積み立てに向かない
  • カード払いできない

というように、NISAつみたて枠で海外ETFを購入するにはまだまだハードルがある。他にも日本にはDRIP(分配金再投資制度)がないことで複利効果を得るにあたり手間がかかったりする。というところでIVVのつみたてNISA承認は、現状すぐ影響はなさそう。

ただ今後日本でもDRIPが導入されたり、SBIや楽天といった証券会社でも米国ETFのつみたて枠を利用できるよう整備されたり、もしくはロビンフッドやmoomoo証券のような外国のサービスでNISA枠を利用できるようになると、投資の幅が広がったり、今までの常識が変わったりするかもしれない。

NISAつみたて枠については今のところ、SBIか楽天証券で、eMAXISSlimのS&P500かオールカントリーあたりを積み立てるのが定番となっている。それも今後数年で変わるかもしれない。

現状でも米国株・ETFを積み立てるサービス自体はあるわけで、それにNISAつみたて枠を適用できるようになるだけで大きく変わりそうなもんだが、そんなことにはならないんかな?

米国株式・ETF定期買付サービス|外国株式・海外ETF|SBI証券

米株積立 | 米国株式・海外ETF | 楽天証券

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2024年の「新NISA」に乗り遅れたくない投資家が今すべきこと | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

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  • 楽天かSBIで口座を開設する
  • 全世界株式のインデックスファンドを選ぶ
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具体的なファンド名まで書いていなかったけど、山崎元は近年ずっとオルカン一本推し。今年の一般NISAについてはVTでもいいと思う。