2022年ベストバイ

今年もあまり買い物はしなかった。特に買い足しや買い替えはあっても、新しい何かを買うことがなかった気がする。というわけで、普通に買ってよかったもの。

ブックカバー

強いて言えば、ブックカバーはこれまで使ってこなかったから、全く新しいものだった。今年ずっと読んでいる本「失われた時を求めて」を、巻が代わるごとに付け替えている。ブックカバーの使い方が、最初よくわかっていなかった。標準で付いている紙のカバーや帯をとってからブックカバーをかけるもんなんですね。

本のベストバイは、自分的にはこれ。サリンジャー著、柴田元幸訳「ナイン・ストーリーズ」ヴィレッジブックス文庫。絶版なので中古品。中古市場では定価よりやや値上がりしているけど、在庫がないわけではない。僕はたまたま定価で買えた。

まだ全部読んでいないけれど、2000年代に訳されたナイン・ストーリーズは、これまでとまた違った味わいがある。今年は「謎ときサリンジャー」を読んだり、別の翻訳者の「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年」を読んだり「彼女の思い出/逆さまの森」を買ったり(未読)、サリンジャーづいていた。

レコード

タイを旅行したときに買ったレコード、Dept の ONE NIGHT CONTRAST。高くて驚いたけれど、あとでネットで見たらそれが定価だった。タイではアナログレコードの新譜が高いらしい。

DEPT : ONE NIGHT CONTRAST (Vinyl)

クリアヴァイナルに模様が入っており、LPなのに45回転と凝った作り。楽曲はYouTubeでも聞けます。いわゆる近年の、浮遊感漂うタイポップスといった感じ。思い出すように聞いている。

もうひとつ、Monica Zetterlund と Bill Evans の Waltz for Debby。45回転の再販で、そんなに高くなく買えた。取り出してはけっこう繰り返し聞いている。

MacBook Air M2

6年ぶりに買い換えたMac、7月に購入して4ヶ月経った。今はCPUが速いことの快適さを実感しているときです。前のMacBookも併用して使っているため、なおさら速さがわかる。パソコンの用途は日常使いでしかないから、そんなに速さがいるのかといえばそうでもないんだけど、何をするにも速いに越したことはない。Evernoteを立ち上げるのも速い、iMovieの処理も速い。

他に、画面がきれいなのはRAW現像に役立つ。映画を見るにもいい。スピーカーの音も良くなった。AirPodsで聴くよりいいかもしれない。

そんなにポンポン新しいものを買わないですよ、という結果に今年もなっている。

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