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続くエンディング

終わらないEndlessではなく、Ending、終わりが続く。超魔界村で言えばアーサーがお姫様を抱いて背の高い馬に乗っているシーンがいつまでも続く。 もう終わっているのだ。アーサーのようにハッピーエンドとはならなかったが、既に終わっている。しかし、いつ…

はてな題詠「短歌の目」2017年2月

短歌の目2月のお題です - はてな題詠「短歌の目」 題詠 5首 1.洗 洗脳を受けて帰ってきた彼の熱狂ぶりがいたたまれない 2.鬼 空手家の盧山初雄(ろうやまはつお)、人呼んで「ローキックの鬼」。そんなことある? 3.入 入り口の見えない中を、手探りに奥へ進…

はてな題詠「短歌の目」2017年1月の感想と振り返り

ひさしぶりに短歌の目に参加しました。個人的に気になったものをピックアップして、ついでに自分の短歌の意味とか解説を。一応全部目を通しているんですが、数が多いんで各お題に一つということで。 短歌の目1月みなさまの作品をご紹介します - はてな題詠「…

はてな題詠「短歌の目」2017年1月

短歌の目1月のお題です - はてな題詠「短歌の目」 題詠 5首 1.編 きみたちに仲間入りする手続きを終えたしるしの、編み込んだ髪 2.かがみ(鏡、鑑も可) 目の前の鏡の向こう側にいる人が、まっすぐ問いかけてくる 3.もち 背中から家まで長くのびたもち 彼と…

待合所②

① 待合所のドアが開いた。ドアの向こうにいたのは、この空港の制服を着た係員だった。係員が現れると、男が座る席の後ろのほうで音がした。頭のてっぺんが禿げた白髪の老人が、正面のガラスを見たまま席から立ち上がっていた。立ち上がった老人は、そのまま…

故郷で僕は、幽霊になった

生まれてから大学を卒業するまで、ひとつの街に住んでいた。20数年の月日をずっと同じ地域で過ごしてきたことになる。その間に戸建てからマンションへ、マンションから戸建てへと2度の引越があった。住む場所や近所の人、友人、付き合いのある人たちは変わっ…

待合所①

「パスポート」 入国管理官がガラス越しにつぶやく。 男はガラスの隙間からパスポートを通す。入国管理官はページをパラパラとめくり、機械に通す。 「ビザは?」 「ここで受け取ることになっている」 「名前は?」 「そこに書いてあるだろう」 入国管理官は…

短編小説の集い「のべらっくす」第23回:感想編

今回増えましたね、「虫」なのに。前回の「海」のほうが余程書きやすいと思うんだけど、今回も人の作品の感想とその後ついでに自分の書いたやつを解説しようと思う。

短編小説の集い「のべらっくす」第23回に参加

お題「短編小説の集い「虫」」

関係ないこと

その時は好奇心から尾行していて、中に入っていくのを見定めた上で後からついていこうとしたとき、向こうからこちらを見ているものがあった。好奇心とはいいつつも、それは半ば職業病のようなものであり、ついていかざるを得ない事情のようなものがあったと…

短編小説の集い「のべらっくす」第22回:感想編

今回第11回以来、1年ぶりぐらいに参加したのべらっくすでした。「海」っていうテーマは万人にとって馴染みと思い出があるため非常に書きやすく、ぱっと思い浮かんだ内容ですぐに書き終えることができた。さて、自分の解説はあとに置いといて、他の人の作品を…

短編小説の集い「のべらっくす」第22回に参加

お題「短編小説の集い「海」」

最近の短歌をまとめた

このままでいられなくなる日は、実は今その時である。と信じる 変わりゆく温度を渡り歩いたら体に馴染まず、剥がれ落ちてく 100という数字の枠を形取るものは、それらの外側にある これまでとこれから、何も変わらないように、その場でしゃがみ込むだけ 因縁…

Tower

満面の笑みと熱弁。その印象が強い。彼はいろんなものを食べては消化し、排泄する。好き嫌いがないのではないかと思い、あらゆるものを差し出すが、時には渋ったり断られる。好き嫌いはあるようだ。しかしその基準はわからない。彼なりのなにか、思うところ…

虚構の春

「お疲れ様でした。もしよろしければ、こちらにご署名とご連絡先をお願いします。メールアドレスでも電話番号でも結構です。」 それは参加者名簿といったものだった。こういうものは普通、始まる前に書くものだと思っていた。ここの趣旨としては、内容を聞い…

「縞くんよ」 「はい」 「ちょっと頼みたいことがあんねんけど」 縞は自分のデスクから立ち上がり、藤井のデスクへと向かった。机を挟み、藤井が座っている向かい側に立つ。藤井は座りながらも目線はパソコンのモニターに向かい、右手でマウスを触りながら左…

「やあ冴子、お前と会うのも久しぶりだな。僕たちは前世でも会っているが、現世でもこうやってまた巡り会うことができた。これも前世の縁が強かったからに違いない。現世で僕は君の父だ。そして君は僕の娘、冴子として生まれてきた。よろしく頼む。」 私が生…

はてな題詠「短歌の目」11月

はてな題詠「短歌の目」9月の感想と振り返り(前)

数が多いため一部だけなんとなくピックアップ。感想っていうか今回は返歌してみました。

夏休み

小学生の頃の夏休み、100円ショップのくじ引きで簡易のテントが当たった。キャンプに憧れていたから、友達を二人誘って近所の河原でキャンプの真似事をすることにした。ヤマ、と呼んでいたヤマくんと、イシと呼んでいたイシくん。二人とは前に自治会が主催し…

はてな題詠「短歌の目」9月

短歌の目第7回9月のお題と投稿一覧です - はてな題詠「短歌の目」

短編小説の集い「のべらっくす」第11回:感想編

まだ締め切りになっていないため、31日以降追加されたものについては後に追記という形で感想を書こうと思う。全体的には極めて似通った舞台、テーマが多かった。夏祭、浴衣、恋愛、これほどテーマが被ってもディテールはそれぞれ違い、各々の持ち味が楽しめ…

短編小説の集い「のべらっくす」第11回に参加

テーマは「祭り」 <a href="http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2015/08/20/000000_1" data-mce-href="http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2015/08/20/000000_1">【第11回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」</a>

こちらの続き

はてな題詠「短歌の目」8月の感想と振り返り

このタイミングでやらないと後はないと思い、それぞれから一個ずつ選んで勝手に感想を書いていきます。 短歌の目第6回8月のお題と投稿、怪談短歌です - はてな題詠「短歌の目」

短編小説の集い「のべらっくす」第10回:感想編

読んでいて全体的に思ったのが、旅の話すくねえ。旅の序盤の話や旅に関連する話ではあったものの、旅をテーマに書いている作品というのがあまりなかった。投稿自体も少なかったように見えるから、もしかすると旅行や旅というのはあまり馴染みがない人が多い…

はてな題詠「短歌の目」8月

5月以来の参加です。一度詠み方を忘れてしまって、今回は新鮮な気持ちだった。8月で夏ということで夏のお題が多いけれど、あまり夏っぽくない、というよりはむしろ季節感のない歌ばかりになった。 短歌の目第6回8月のお題と投稿、怪談短歌です - はてな題詠…

短編小説の集い「のべらっくす」第10回に参加

テーマは「旅」 【第10回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」

夏が戻ってきて

今日は暑かった。携帯の解約をしようと思い、昼に携帯屋へ行こうと外へ出たら日差しがきつく、眩しかった。僕は綿のサマーニットと長袖のTシャツ、ジーンズにスニーカーという格好だった。道行く人は女性も男性も大体が短パン、タンクトップ、もしくは半袖シ…

はてな題詠「短歌の目」5月

第3回「短歌の目」5月のお題および投稿作品一覧です - はてな題詠「短歌の目」 1. うぐいす うぐいすの鳴き声なんて何年も聞いた覚えがない。まだいるの? 2. 窓 窓辺から差し込む日差しを目安とし、薄着で出かける肌寒い朝 3. 並ぶ 本棚に並ぶそれらは読み…

佐藤

「なんやこのメール」 メールボックスに届くメールといえば、無料購読している新聞の今日の記事一覧か、どこからやってきたのかスパムメール、ちなみにこのスパムという言葉は食べ物のスパムから来ているそうだ。他には会員登録している協会からの連絡網、あ…

短編小説の集い「のべらっくす」第7回に参加

テーマは「未来」。書いていると前回に引き続き大きく文字数オーバーしてしまい、結局大幅に削ったところ訳の分からない話になってしまいました。無理矢理終わらせた原文でさえ7000字を越え、そこから何とか5000字まで削ったため物語の体を成しておりません…

はてな題詠「短歌の目」4月の感想

前回は3回にわたって書いてしまったけれど、今回は1回にまとめたいと思う。気になった短歌の一言感想です。あまり大したコメントではなく意味もないため、どうかお気になさらずお手柔らかにお願いします。今回個人的にはテーマが難しくて全然思い浮かばなか…

はてな題詠「短歌の目」4月、自分の歌を振り返る

果たして需要があるのか、4月に投稿した自分の歌を振り返ります。今回はかなり雑だったため振り返りも雑になることだろう。この題詠、自分の短歌の読み方としては結局10の中の1つでもいいのが出来上がればいいやという形で、それ以外は酷くなることが多い。1…

短歌

隣家より聞こえるジャズに耳澄まし、コーヒーを淹れ、まぶたを閉じる。 コーヒーとタバコ嗜み窓の外、雪を眺める日曜の午後。 足元のルールの線を踏み出して見えてきたのも変わらぬ景色。 どこまでも良き人であるあなたから良き人を取り何かを残す。 偽物の…

自意識は、どちらまで

タクシーの運転が好きでタクシーの運転手をやっている人だっているだろう。それと同じことで。あなたは彼に「タクシーの運転をやめなさい」と言いますか。彼がいくら力説しようと君には伝わらないだろうし、あなたはおそらく計算するだろう。そして彼は、そ…

短編小説の集い「のべらっくす」第6回:感想編

僕ごときが他人の文章を評価するなんておこがましいのですが、ブクマに感想を書きまくってます。それをまとめただけの今回は手抜きでいかせてもらいます。感想は一読者として思ったことを率直に書いているため、全然的はずれな内容も多いかと思います。執筆…

はてな題詠「短歌の目」4月

3回目の参戦になるんだけど、今回はもう無茶苦茶。何も考えられない。自分はこの1,5,6番目の一文字だけでどうとでも取れるお題や、逆に5文字もある3,7といった限定されすぎたお題、ましてや4のフールや8のあらまたなんていう使いどころの無いお題なんか非常…

短編小説の集い「のべらっくす」第6回に参加

テーマは「桜の季節」。字数制限が5,000字以内ということで、だだっと書いて6,300字を越えてしまったところから削るのが大変だった。三人称で書くことを推奨されているんだけど、どう頑張っても三人称の文章というのが書けない。今回も語り手は大学生の「僕…

はてな題詠「短歌の目」2月3月、自分の歌を振り返る

そういうのをみんなやってたのを見かけた。振り返るも何もねえだろ、と思っていたけれど、なんせ暇だから。というか今のところ3月分の感想とか書いている人って皆無で僕だけで、それってもしかしてフライングなの?締め切りを終わるまで待たないといけないと…

はてな題詠「短歌の目」3月の感想③

途中まで書いてしまったから一応一通り見てしまわないといけない感のためだけに書いているこの3月の感想も3回目を迎えました。もう今回で終わりにしたい。 さて、ここでは短歌の目に投稿されたものから無許可で転載、その上ケチをつけるというまあとんでもな…

はてな題詠「短歌の目」3月の感想②

短歌の目3月の感想②です。勝手に選ばれて無断転載され、そのコメントを読んだところで何の有り難みのカケラもない感想シリーズです。僕はよく上から目線だとか斜め上から目線だとか言われますが私個人としては真正面からとらえているつもりでございます。 <a href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/03/01/070000" data-mce-href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/03/01/070000">3</a>…

はてな題詠「短歌の目」3月の感想①

前回はこういうのまったくやらなかったんだけど、今回暇なため。 &lt;a href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/03/01/070000" data-mce-href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/03/01/070000"&gt;3月の題詠短歌10首および投稿作品ご紹介です -…

はてな題詠「短歌の目」3月

2回目の参加となりました。もうちょっと時間をかけて考えた方がいいなと思いつつもパパっと貼っておきます。 3月の題詠短歌10首および投稿作品ご紹介です - はてな題詠「短歌の目」

短編小説の集い「のべらっくす」に参加しようとしたら期限が切れていた

書いてしまったから載せるだけ載せておこう。短いです。 【第5回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 お題は「猫」

凍える冬の国で

連日気温の話ばかりしている。facebookを開いてみても、遠くから来た近くのみんなが自国の同胞たちを驚かせようと雪の様子や気温の写真を載せている。僕は京都で生まれ育ったから雪そのものには驚かなかったものの、寒さはこたえた。京都の冬も寒かったけれ…

はてな題詠「短歌の目」に参加してみる

&lt;a href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/02/09/150910" data-mce-href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/02/09/150910"&gt;今月のお題 - はてな題詠「短歌の目」&lt;/a&gt;

人をイラつかせる文章を書くらしい

僕はどうやらそうらしい。知らなかった。人に言われるまで気付かなかった。僕の文章はどうやらイラッと来るようだ。僕は何かを批判するときにも可能な限り相手をイラつかせないように配慮した内容で文章を書いているつもりだったけどそれが返ってイラつくの…

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/ 13 / 14 / 15 / 「We’re going to go first, you have to use that handle, It’s little hard.(先行くね。上りはあのハンドルを回して。ちょっと大変だけど。)」 そう言って彼女はゴンドラの中にある、壁に設置された船の操舵の舵のようなものを指した。…

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/ 12 / 13 / 14 / 「 I wonder where the fish are coming from?(この魚はどこから来るのだろう。)」 僕は彼女らに尋ねるわけでもなく、一人そうつぶやいた。 「デイアージュロップトフロムダスカイ!」 ええ、なんだって?空から落ちてきた?