携帯を解約するという選択が現実的になってきた

一昔前まで必需品だったが、もはやケータイは古い。
先日、ツイッターでフォローしている人の記事を読んだ。

これはこれで同調したが、今回は上のリンクと少し趣の違う話になる。

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使っているのはLINE、Skype、Gmailばかり

携帯がないと困るという事が、最近はなくなってきた。いや、誤解を招きそうだ。端末は持つ。僕がここで言うのは、携帯の回線契約が不要になったという話。
iPhoneを3年ぐらい使った感想としては

  • 電話をしなくなった
  • メールもしなくなった

これ、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリア契約いりますか?

具体的に書こう。
電話について、全くしないというわけではないけれど、ほとんどしない。通話は、する。主にSkypeやLINEで。だとすると、電話機能いる?

メールも、全く使わないことはない。けれどメールらしいメールはほとんどがGメールで行う。それ以外の個人間でのやりとりは、ほとんどがLINEかfacebookメッセンジャーで行うようになった。これ、キャリアメールいる?

メールについては3年ほど前、今はもう騒がれなくなったfacebookのCEOマークザッカーバーグが、この手の変化を予言してた。

携帯、スマホに契約は必要か?

ケータイ電話の、 電話が不要になり、メールも不要になった。
過去ケータイ電話と呼ばれたその端末は、主要な機能が時代遅れとなり、その機能のために契約していたキャリア契約は無駄になり、それに支払っていた費用はただの寄付になってしまった。

もう解約しても何の差支えもないだろう。

いや、まだそうとは言い切れない。
ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリア契約には残された重要な点がある。web接続だ。3GであれLTEであれ、キャリア契約無しではSkypeもLINEも地図アプリだって全く使えない。代替手段はある。wifiだ。

街中でもWi-Fiスポットはようやく増えてきた。しかし、現状ではまだ充分ではない。必要な機能を使うためにわざわざWi-Fiスポットを探して接続するのはかなり不便だ。

モバイルWi-Fiというものが、一昨年頃から普及してきた。これは持ち歩くのを忘れそうになる、毎日充電しないといけない、地下は使えないなど、不便な点はまだあるけれど、代替手段としては、街のWi-Fiスポットよりもかなり現実的だ。

バンコクへ行った時、街中どこでも地下鉄の中でもWi-Fiが飛んでいた。これは地方に行くと使えないかもしれないが、街で暮らすにあたっては、充分便利に思えた。利用するには契約が必要で、キャリア契約の方向性はそちらへ移り変わるのかもしれない。

モバイルWi-Fiの可能性

ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアを解約してモバイルWi-Fiを契約するのであれば、同じことではないか?と思うかもしれない。しかし、自宅で引いているインターネット接続を、モバイルWi-Fiで兼用できればどうだろうか。自宅にインターネットを引いていないという人も、もしかしたら多いかもしれないが、自宅のネットと携帯のweb接続をモバイルWi-Fiで兼用できれば、どちらか片方分の料金が浮くことになる。

一人暮らしの人の間で、最近モバイルWi-Fiを契約して、ケータイは解約したという人の話をよく聞く。特にiPadを購入した人の中に多い。もちろんそういう人たちは、解約したiPhone端末も使い続けている。

今後どういう形が主流になるか、まだわからないものの、ドコモ、au、ソフトバンクを中心とするケータイは、時代とともに消えていく産物へなり得る兆候を十分に感じる。そして今後そうなると、端末としてのスマートフォンだけが残ることになる。
新しい世代は、家を持たない、車を持たない、テレビも見ない、ケータイも契約しない世代になるかもしれない。これらをただ「理解できない」と遠ざけていたら、時代に取り残されるかもしれない。

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