2017年3月のふりかえり

今月は29回更新したらしい。意外と多かった。そういうわけでこのブログの3月を振り返るコーナーです。一人読み上げ録音は結局続かなかったな。すっかり忘れていたとも言えるし、読み上げるような内容を書いてこなかったというのもある。全部読み上げるという手段もありか。うーんなんだろ、まだまだ適当な雑文を書くほうが気軽で、読み上げるのはなかなか。

魅力を伝える

読書

今月は5冊、先月より減った。もっとためになる本を読もうと思っていたのに、見事に村上春樹ばかりになった。しかも「海辺のカフカ」と「ノルウェイの森」は再読。「ノルウェイの森」を読み返して、なんだかんだ言ってやっぱり自分にとって特別な本だった。まあ、ベタなところなんだけど、同じ村上春樹でも他の本を読んだ後とは全然違う。死とか正しさとか、病気とか、自分はどこまでもこういう青臭い話が好きなんだなと実感する。「日本人の英語」は読み終えたばかりで、そのうち感想を書きたい。

映画

  • シン・ゴジラ ★★
  • ローグ・ワン ★
  • スターウォーズ エピソードⅦ ★

消化するように見た。それでもやっぱりシン・ゴジラの評判が良いのはなんとなくわかった。言われた通りCGはところどころ雑だったけれど、平成ゴジラの子供騙し感はまるでなく、それでいてアニメのようなカットとアングルを繰り返し。庵野秀明の過去作品を見てない人があれを見たらいったいどう思うんだろうか。

それにしても岡田斗司夫の解釈がおもしろかった。ゴジラは失踪した牧悟郎教授本人であり、彼が行っていた研究は自らゴジラになるためのものだった。つまり牧悟郎教授はゴジラの到来を7年前から予言していたわけではなく、予告していただけ。ゴジラの通るルートを予想していたわけではなく、予定していただけ。そんなものは予言できるわけがない。

ではなぜ牧悟郎教授がゴジラになったのかというと、福島原発事故で妻を失ったから。劇中ではっきりとは言われていないが、そもそもこのあたりをはっきり表現していればこの映画はとても公開できなかっただろう。この映画をじっくり見て推理しなくても、あらゆる部分において福島原発事故に絡めた表現がされているのは確かであり、世間では薄れつつある原発事故に対しての意見やメッセージが込められていることは誰が見ても気づく。あの頃は僕らだって、身近な危機として真面目に考えていたのに、いつの間にかうやむやになっている。牧悟郎教授は自らゴジラになることによって再び福島原発事故のような状況を作り、妻が死んだときに日本政府が取るべきだった対応を、今度こそ取れるかどうか投げかけた、というのが岡田斗司夫の解釈だった。

写真

まだまだ寒い日々が続く。冬の装いを撮るのは3月が最後になるだろう。変化が訪れる季節で写真は撮りやすくなった。でも3月はほとんど撮らなかった。なんだろう、特に理由があるというよりは、ただ気分が乗らなかった。

日記

週間日記を毎週書いた。本や映画の感想も長くないものはここにまとめていた。

その他

キューバ旅行記をKindle本にした。超簡単だけど超大変だった

初、文章の電子書籍化

真夜中のなみちゃんと話しました

会って話して録音した

NHK「明日世界が終わるとしても」を見た

テレビ番組の感想

3月中盤ぐらいまでは真面目に考えていろいろ書いていたのに、いつの間にか何も思いつかなくなった。春が近いからだろうか。すり減っているし、消耗しているし、発散できていないでいる。

ちょっとそこのブログを見ているあなた

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