映画観

感想など。映画はあまり観ません

映画「ライオン」を見て、子供について考える

この映画は幼い兄弟が列車から石炭を盗むところから始まる。インド郊外にある小さな町、兄弟は盗んだ石炭を店で牛乳と交換してもらい、家族へ持ち帰ってみんなで分けて飲む。父親はどうやらいないようだ。母親は石を運ぶ仕事場へ行き、兄弟は一番下の妹を寝…

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」感想・評価

ジム・ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』を見た。この映画を知ったきっかけは現在タンジェにいらっしゃる、まなつさんの旅行記。 www.dokodeneru.com ジム・ジャームッシュといえば『ストレンジャー・ザン・パラダイス』しか見た…

「イット・フォローズ」「ライフ」「6才のボクが、大人になるまで。」感想・紹介

引き続き映画三昧の日々を送っている。わりと新しめで評価の高かった映画を、SFスリラー、ホラー、ヒューマンドラマとジャンルを問わず漁っているような見方。オチは含めず序盤のネタバレを混じえながら感想を書いていきたいと思います。 イット・フォローズ…

夏、最近映画漬け。紹介や感想を4つ

夏は暑い。しかし映画館は涼しい。映画館で映画を見る人は最近また増えている気がする。映画見ようと思ったら基本1,800円ぐらいだが、割引サービスも多い。 毎月1日 1,100円 毎月14日 1,100円(TOHOシネマズ) 毎月20日 1,100円(MOVIX) レイトショー 1,300…

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995)」ネタバレ・感想・評価

『攻殻機動隊』を初めて見たのは、映画『マトリックス』が公開された頃だから1999年になる。当時マトリックスはめちゃくちゃ騒がれていた。そんなマトリックスが、日本のアニメに影響を受けて作られたと知る。オープニングシーンなんかはまるまるパクリとい…

映画「リンダリンダリンダ」で見たブルーハーツの力

底辺文化系トークラジオ「29歳までの地図」を聞いて、映画『リンダリンダリンダ』を見た。 映画の内容をネタバレしているため、映画を見る人はあとから聞いたほうがいい 軽音部が高校の文化祭でブルーハーツの「リンダリンダ」を歌うだけ、というシンプルな…

「君の名は。」DVDが来週出る。買うでしょ?

7月26日発売だそうだ。コレクターズ・エディションが12,000円というとんでもない値段だけど、そこに手を出す人は限られているだろう。映画館でもグッズとかあまり売れなかったって言うし。普通のDVDは3,800円、ブルーレイは4,800円だからそっちで十分かと思…

今まで見たベトナム戦争関連映画

現代を生きる人にとってソ連とか冷戦は、もうナチス・ドイツ並に歴史上の項目だろう。だからベトナム戦争にも馴染みがないと思う。僕自身もベトナム戦争の時代には生まれていなかったし、そもそも日本人だから戦争の実感はない。 狭義のベトナム戦争は1964年…

「20センチュリーウーマン」感想・評価

「20センチュリーウーマン」というタイトル どうでもいいことなんだけど、このタイトル「20センチュリーウーマン」はなんて発音されるのだろう。原題"20th century women"はトウェニィス・センチュリー・ウィミンとでも発音されるのだろうが、やっぱりこの邦…

映画「メッセージ」ネタバレ・感想・評価

岡田斗司夫による映画「メッセージ」のネタバレ配信を見て思った。これジョジョだ。 #180表 岡田斗司夫ゼミ『メッセージ』ネタバレ大解説(4.18) - ニコニコ動画

ラ・ラ・ランドのパロディ合戦は楽しかった

昨日ララランドを見て落ち込んでいた。YouTubeでメイキングビデオなどを見ながら傷をえぐっていたら、パロディ動画がたくさんあった。おもしろかった。ネタバレ要素も多分にあるため、本編を見ていない人は先に映画館へ足を運ぼう。 ラ・ラ・ランド in ニュ…

「ラ・ラ・ランド」ネタバレ・感想・評価

ある意味で期待を裏切られた。あれを楽しんで見れる人はなかなか強靭な精神をお持ちで、僕はああいうの堪えるし苦手だ。最初から最後までクラシックな映画だったように思う。最近あーいう古典的な映画にお目にかかる機会がめったになくて、現代映画としては…

映画「エヴァ破」ネタバレ・感想・評価

最近シンゴジラを見たこともあり、アオイホノオを読んでいたら庵野ウルトラが見たくなって、その後の勢いでエヴァ「破」を再び見返していた。エヴァ「破」を初めて見たのは、DVDになったときだから2010年。「破」を僕は肯定的に見たが、新劇エヴァの評価はだ…

「ブンミおじさんの森」感想・評価

2010年に公開されたタイの映画。エンターテインメントではなくアート要素が強かったように思う。ストーリーやメッセージなどはよくわからない抽象的なものとなっている。映画評では「驚きがある」と言われていたが、本当に驚いた。前フリがあるんだけど「あ…

恋愛映画?「この世界の片隅に」感想・評価

「君の名は。」がオカルトではなく恋愛映画だと言うなら「この世界の片隅に」こそ恋愛映画だと思った。もちろん中身は全然違う。「君の名は。」は恋愛が成就し、恋愛関係が始まるまでのオカルトであり「この世界の片隅に」は時代的に結婚から始まる恋愛だっ…

「素晴らしき日曜日」感想・評価

先日、黒澤明の映画について書いた日記にコメントが有り、「素晴らしき日曜日」という映画をおすすめしてもらった。黒澤明の映画はサムライ映画だったりシリアスな映画ばかり見ていたが、今回見た「素晴らしき日曜日」は言わば日常系だった。 どんな映画か全…

日本人だったら黒澤明ぐらい見ておこうぜ

「世界のクロサワ」です。今年の夏、京都に遊びにきたオーストリア人と映画の話をしたときも、スタンリー・キューブリックと黒澤明で盛り上がった(赤ひげと乱が好きだと言ってた)。黒澤明の映画を見ていれば、映画好きの外国人とも話題に事欠かない。しか…

「君の名は。」vs「まどか☆マギカ」

先月に見た「君の名は。」の流れでアニメ映画をいくつか見ており、新海誠は「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」を見た。それ以外にも亡くなられて気になっていた、今敏の「パプリカ」「パーフェクトブルー」を見た。他に何かあるかなーと思っていたら、…

「君の名は。」ネタバレ・感想・評価

見終わって最初に思ったのが「これ恋愛映画か?」という感想だった。恋愛の部分はほとんど描かれていない。「君の名は。」を見る前に予習として「秒速5センチメートル」を見たんだけど、そっちは思いっきり普通の恋愛映画だった。「秒速」のことは後に書くと…

ポスト宮﨑駿?邦画アニメのオススメは?

ちまたでは「君の名は。」がヒットしているようだが、僕はこの手の映画を見たことがない。この手の映画というのは曖昧だけど、つまり「オネアミスの翼」も「パプリカ」も「秒速5センチメートル」も「バケモノの子」も「時をかける少女」も「おおかみこどもの…

「ロスト・イン・トランスレーション」感想・評価

タイトルのlost in translationは、lost in が「〜の中で道に迷う」、translationは翻訳とか言い換えとかそういう意味の言葉であり、日本に来たアメリカ人が言葉の通じない中で四苦八苦する様子を描いている。これは監督であるソフィア・コッポラの実体験を…

「パラダイス・ナウ」感想・評価

現在もやっているのかな、「オマールの壁」という映画を作った監督の前作であるから見ろ、と言われ見た。「オマールの壁」同様、舞台はパレスチナ、テーマはイスラエルの支配に抵抗するパレスチナ人とその手段である自爆テロについて。イスラエル、パレスチ…

成功物語には現実味がない

自分には成功経験がない。運も悪く、努力した上での成功もない。些細な幸運や成功はあるにはあったが、それを打ち消すような不運と失敗、挫折に見舞われてきた。その不運や失敗、挫折と言ったって大したことではないんだけど、そういうことを繰り返している…

フォトグラファーズ・イン・ニューヨークが見たい

トレーラーの通りニューヨークに住み、ストリートスナップを中心に活動する15人の写真家を扱ったドキュメンタリー映画だそうだ。7月公開予定だけど劇場はまだわからない。予告編を見るだけでも、彼らの写真を撮る姿勢がすさまじいとわかる。真似できない。そ…

スターウォーズ episode Ⅶ「フォースの覚醒」を想像する

ネット界隈はスターウォーズの感想やレビューであふれている。現在劇場公開されているスターウォーズepisode7について僕が知っていることは ルーカスが関わっていない 副題が「フォースの覚醒」 それ以外無い。僕の認識ではスターウォーズはエピソード6、ジ…

「イージー・ライダー」感想・評価

イージー・ライダーは以前にも見たことがあり、久々に見たくなって見た。きっかけは何だったか忘れた。とりあえずイージー・ライダーは時計を捨てるあたりからのオープニングが一番かっこよくて、そこだけ見たかったのかもしれない。けれど最後まで見た。最…

「ゴーン・ガール」感想・評価

ずっと手元にありながらも、英語だけでは意味わからないだろうと思って放っておいた。最近やたらと話題に上がるようになったから見てみた。やはり意味がわからなかった。

「ドラゴン・タトゥーの女」感想・評価

今までこのブログでも何度か触れてきた映画「ドラゴン・タトゥーの女」について今更ながら書こうと思う。2011年に公開された映画で、監督はデヴィッド・フィンチャー。セブンやファイトクラブ、ソーシャルネットワークなどが代表作の人。これらは偶然全部見…

映画「her」感想・評価

これは僕が最近見た映画の中で一番面白かった。演技も音楽も申し分ない。何よりストーリーが良かった。出ている俳優の中で唯一知っていたのが、ドラゴン・タトゥーの女やソーシャルネットワークに出ていたマーラなんとか。主人公の元嫁役として出てくる。ち…

中東関連の映画を見ていた

僕は2010年にヨルダンへ旅行している。その予習として中東関連の映画をいくつか見ていた。それを何かのきっかけで思い出したから、見た映画をまとめてみる。 ハート・ロッカー ハート・ロッカー (期間限定価格版) [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオ…